それってアリなの?人気フリマアプリの著作権に触れそうな出品物たち

出典 http://www.gettyimages.co.jp

手軽に出品できることで話題のフリマアプリですが、なかには著作権や商標権を無視した商品も多く見かけます。著作権を侵害している商品を購入したとしても、購入者は罰せられることはありませんが、犯罪に加担してしまうことになるのでいい気はしませんよね。

今回は、フリマアプリで購入してはいけない「著作権侵害商品」について学んでいきたいと思います。

1.キャラクターやキャラクターの描かれた布を使用したハンドメイド作品はNG

アンパンマンや妖怪ウォッチ、ディズニーなどの人気キャラクターの「ハンドメイド」作品が売られているのをよく見かけますが、基本的にアニメ作品などのハンドメイド作品は著作権に抵触する可能性が高いので注意が必要です。

また、市販されているキャラクターの描かれた布(生地)を使ったハンドメイド作品の販売もグレーです。ディズニー関連をはじめ、生地によっては、商用利用を不可としているものもあるので注意が必要です。

キャラクターではありませんが、マリメッコやソレイアードの生地は商用利用不可です。マリメッコ生地を使ったハンドメイド作品、よく見かけますけれどね。

2.マンガやアニメのキャラクターを自分で描いた「二次創作」にも注意

「コピーじゃなくて自分で作ったものだし…」と言いたくなりますが、既存のキャラクターを使った作品は二次的著作物と呼ばれ、翻案権または同一性保持権の侵害になってしまいます。上履きにアニメキャラクターのイラストを描いたものを売っている人、最近よく見かけますがNGです。著作権で守られているものであれば、手づくりのぬいぐるみもダメですよ。

3.ブランドロゴの入った商品を「リメイク」もNG

シャネルのロゴの入ったリボンでヘアアクセサリーを作って販売したり、ブランドロゴの入ったハンカチをポーチなどにリメイクして販売することは商標権に抵触します。要するに「正規品ではないのに正規品のように見える商品を作って売る」ことは禁止です。

4.アイドルなどの写真を使ったハンドメイド作品もNG

ジャニーズやAKB48などの人気アイドルをはじめ、芸能人の顔写真を使った非公式グッズもよく見かけますが、こちらもNGです。撮影したアイドルの生写真を売ることも禁止です。

ちなみにコミケなどの同人誌即売会はあくまで「黙認」されているだけ

著作権の話題になるとよく引き合いに出されるのがマンガなどの二次創作「同人誌」の存在ですが、これは「著作権違反だが黙認されている」という状態です。

実際にはお金のやりとりによって同人作品が販売されていますが、「ファン同士の交流を図るために二次作品を頒布しているので商用利用ではない」という名目でやりとりが行われています。販売ではなく頒布という言い方をしています。

そもそも著作権侵害は親告罪なので、著者が告訴しなければ捕まりません。著者にもよりますが、作品のファンが増えるキッカケになれば…と黙認されることが多いのが現状、というわけですね。

しかし、過去にはポケモンの18禁同人誌を販売した人が著作権を持つ任天堂により告訴された事例も。同人誌も決して「白」ではないということをお忘れなく。

著作権侵害をするとどうなってしまうのか…

先述したとおり、著作権侵害は親告罪なので、権利を持っている人に訴えられない限りは捕まることはありません。ただし、もし告訴されてしまった場合「10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金」が科せられる可能性があります。窃盗罪が「10年以下の懲役又は50万円以下の罰金」ですから、意外と重い罪なんですよ、これ。

このような商品を購入しても訴えられることはまずありませんが、犯罪の片棒を担いだことになります。ちょっと嫌な気分になりますよね。

著作権を無視した商品の多さにモヤモヤしている人は少なくない

「こんな商品はNG」他フリマサイトを使う場合も読むべき「Frilのルール」

女性向けの人気フリマアプリ「Fril(フリル)」。ガイドラインの著作権や商標権に関する例がわかりやすいので、他のフリマサイトを利用している人もぜひ読んでみることをオススメします。

<商標権関連>
・偽ブランド品
・レプリカ品、模造品
・ブランド品の一部を加工したハンドメイド
・ブランドの包装用具を加工したもの
・デザインやロゴマークがブランド品と酷似しているもの
・真正品であると証明できないもの
・商標を不正利用したもの
・その他、購入者がブランド品と誤解・混同してしまうようなもの
・商標権を有するブランドロゴを使用したハンドメイド・オーダーメイド品
・商標権を有するキャラクターを使用したハンドメイド・オーダーメイド品

出典 https://fril.jp

<著作権関連>

以下の無断複製したと判断できるもの ※記録媒体は問わず

・音楽CD
・映画
・ゲームソフト
・コンピューターソフト
・海賊版
・テレビ番組
・ラジオ番組
・許諾のないプレインストール販売

など、他者が著作権を有する著作物

・著作権を有するブランドロゴを使用したハンドメイド・オーダーメイド品
・著作権を有するキャラクターを使用したハンドメイド・オーダーメイド品

出典 https://fril.jp

<その他>

・有名人、著名人の生写真、アイコラ(アイドルコラージュ)などのパブリシティ権、肖像権を侵害するもの

出典 https://fril.jp

いかがでしたか?著作権に触れている出品物のなかにはクオリティの高い商品もあり、ついつい欲しくなってしまう気持ちはとてもよくわかります。ただし、購入により著作権侵害行為がますます助長してしまう結果となりますから避けたほうがよさそうですね。

また出品者のなかには、著作権や商標権についてよく理解しないまま出品し、知らず知らずのうちに著作権を侵害してしまうケースもあるでしょう。訴えられてしまう可能性もありますから、抵触しそうな商品の取り扱いはやめたほうが無難です。

便利なフリマアプリ、ルールを守って楽しみたいものですね。

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シノヅカヨーコ このユーザーの他の記事を見る

家事が嫌いなぐうたら主婦。25年2月生まれのムスメと夫の三人暮らし。 育児、暮らしにまつわるネタを中心にライター業をしています。お酒とチョコレートが大好き。

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