世界には色んな湖がある

世界には色々な湖がありますよね。ヨルダンにある海水湖の「死海」やピンク色をしたセネガルのレトバ湖。他にも透明過ぎて神秘的だと大人気のロシアのバイカル湖、ボリビアのウユニ塩湖などがありますね。

個人的には鮮やかなブルーが美しいカナダのモレーン湖が好きなのですが、さらに神秘的でちょっと怖い湖があるんです。これには思わず息を飲んで見入ってしまいました。

タンザニアにあるナトロン湖は触れるものを石にする?

出典 http://www.gettyimages.co.jp

通常のナトロン湖は赤い色をしています。ただ、塩分濃度の変化が多いため色彩の変化は非情に多いようです。

「死海」は塩分濃度の高さから体が浮いてしまうという現象を引き起こしていますし、レトバ湖はプランクトンなどの色を反射してピンクになっています。これらの湖よりもインパクトのある湖がタンザニアにあるナトロン湖です。

触れるものすべてを化石化させてしまうという、まるでメデューサのような湖なんだそうです。触れるものすべてを石にしてしまうというタンザニアのナトロン湖には、いったい何が含まれているのでしょうか。

強いアルカリ性の水で近づくものを化石にしていた

出典 http://nickbrandtphotography.blogspot.jp

写真家のニック・ブラント(nickbrandt)さんのサイトに掲載されている写真。彼が化石化した動物を見つけた時には転がっていたのだそうですが、元々いたであろう位置に戻して撮影したそうです。

湖の水質は水素イオン指数がpH9~10.5(アンモニアと同等)となっており、中性の状態でのpHは7であるため、非常に強いアルカリ(塩基)性であることが分かります。

ちなみに、アルカリ性が高いと次ような状態になります。

アルカリは、中濃度(濃度 10 mM 以上)の水溶液では pH 10 以上となる。高濃度水溶液は腐食性があり、また脂肪を鹸化し、タンパク質を変性させさらに加水分解する。

出典 http://ja.wikipedia.org

ナトロン湖はこれらの状態に加え、水温が40~60度と非情に高く、塩分も多く含まれ、炭酸ナトリウムを噴出してソーダのような状態になっているのです。これが化石化させてしまう要因なのですね。

湖の中に生息している生き物も少なく、また生息している生き物は大き目の個体であったりと不思議な環境なんだそうです。

実際に見てみたいけれど、近づくのが少し怖いですね。撮影したニック・ブラントさんは素晴らしいです。

ちなみに化石化した動物たちはまだまだ数多く撮影されており、写真集「 Across the Ravaged Land」として販売されています。実際に行くのは怖くても、写真集なら安全に見ることが出来ますね。

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音楽やエンタメ、クスッと笑える記事を得意とする1児のママライターです。ゲームシナリオも書いています。

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