記事提供:しらべぇ

首都圏にも、本格的なお花見シーズンが到来した。桜が咲いているほんの数日間だけ楽しめる、平安時代から続く日本の伝統「お花見」。冬の終わりの象徴である桜を見ながら、楽しいひとときを存分に過ごしたいものだ。

しかし、問題なのは、お花見にかこつけてただ飲み、騒ぎたいだけの風流もなにもない人たち。せっかく桜が美しく咲いているのに、その下で飲む人たちが風景を汚す場合があるのだ。そう、ゴミの放置である。

■代々木公園へ

3月28日土曜日、東京23区は最高気温20度を超え、絶好のお花見日和となった。都内最大のお花見スポットのひとつである原宿の代々木公園にも、大勢の花見客が集合。大いに賑わっていた。

ただし、花見は“後片付けまで”が花見。しらべぇ編集部は、翌3月29日の朝5時過ぎに代々木公園に足を運んだ。

■ゴミ完全放置は、計16組

翌朝の公園内を確認したところ、花見客全体で“完全に”ゴミを放置して帰ったと思われるグループは、計16組であった。“完全に”というのは、空き缶や空き瓶、袋などの花見で出たゴミに加え、シートまでが放置されている場合のことだ。

池の周囲を桜が囲んだ絶好の場所で飲み、その後すべてのゴミを放置して帰るグループとは、いったいどんな人たちなのだろうか?

■ゴミ放置が目立つのは…

そして、特に放置が目立ったのは、大きなゴミ収集スペース、つまりゴミ箱が設置されている場所の近くだ。

「ゴミ箱真横にあるし、このまんまでいいんじゃね?」という花見客の声が聞こえてきそうだ…。ゴミ箱の近くだからといってゴミをそのまま放置すれば、それはすなわち、彼ら彼女らが「ゴミ箱で花見していた」ということになりかねない。クーラーボックスまで放置されており、驚くばかりだ。

なお、朝の代々木公園には、散歩やランニングで訪れる人が少なくない。朝6時頃に散歩に訪れていた72歳のご婦人に話を聞いてみたところ、「せっかく天気がよくて、桜もきれいなのに、これだけゴミとカラスがたくさんだと、全部台無しね」と漏らしていた。

公園の使い方、そして桜の楽しみ方は、人それぞれ。飲みたい人がいれば、ひっそりと人のいない時間にゆっくりと桜の見物をしたい人もいる。

ゴミを放置する人たちには、そのような想像力が欠けていると言わざるを得ない。

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