サザンオールスターズや福山雅治などの人気アーティストを擁する大手芸能プロダクションアミューズが、子会社を通じてエシカルバッグブランド「MODECO」の開発・販売に乗り出すことが明らかになりました。

エシカルブランドバッグって?

商品を選ぶ際には環境や社会にも配慮したものを選ぶ。エシカルな消費を心掛ける消費者向けに、新しく生まれたのがエシカルブランドです。その素材に、オーガニックや天然由来のものを使う。あるいは端材など、これまでは廃棄されるしかなかったものを再利用し、バッグなどに加工したものです。

「MODECO」は、消防服やシートベルトの端材を使用したバッグ。

出典 http://prtimes.jp

こちらはシートベルトの端材を利用したものです。メッシュ素材が斬新でステキですね。

出典 http://prtimes.jp

こちらはなんと消防服を利用したもの。「MODECO」を代表するデザインです。男女を問わず、ユニセックスに持てるところが魅力ですね。

出典 http://prtimes.jp

どこかで見掛けたような気もするこちらのバッグにいたっては、床のフロア材を利用したもの。フロア材がクールなバッグに生まれ変わりました。

規格外や型落ちの品番など、製造工程で発生する、まだ使えるのに使い途がなくて捨てられていた。端材や廃材が、オリジナルデザインのバッグに生まれ替わりました。どれも国内の工場で生産された、日本製です。

リサイクルの先、アップサイクルな製品たち

端材や廃材をただ再利用するだけなのはリサイクルです。端材や廃材を利用することで、よりカッコよくなった、ステキになったなど、端材や廃材とは思えない価値を引き出すことが、アップサイクルです。

消防服やシートベルトは、それ単体では大してステキでもカッコよくもありません。単体ではステキでもカッコよくもない。それがバッグに生まれ変わることで、世界のどこにもないオリジナルな製品にアップグレードされました。

テント生地やコーヒーの麻袋もバッグの素材として利用される

国内のエシカルブランドバッグには、コーヒーの麻袋や、テント素材をアップサイクルしたバッグブランドもあります。

コーヒーの麻袋をインテリアに利用するコーヒーショップもあるくらい、その絵柄はバリエーション豊富です。原産地や出港地ごとに異なる、コーヒーの麻袋のオリジナリティと耐久性に着目して生まれたのが、キッサコのバッグです。また防水性があり軽量で汚れにも強いテント生地を利用したバッグは、リサイクルからアップサイクルまで、さまざまなメーカーやブランドから販売されています。

大手と組むことで、エシカルバッグもより身近なものへ。

「MODECO」は、2013年に元ミュージシャンで現デザイナーが起ち上げた、サリーレーベル株式会社によりスタートしました。今回サリーレーベル株式会社と資本提携する株式会社アミューズエデュテインメントは、東京・浅草で複合型アート施設アミューズミュージアムを運営しています。

布文化を中心に、手仕事による美術工芸品を紹介する館内には、和のセレクトショップもあります。現在「MODECO」は、松坂屋上野店、大丸京都店などで購入可能です。

今後は外国人観光客も多い浅草での販売をきっかけに、海外にも日本生まれのエシカルバッグが広まっていくかもしれません。端材や廃材を素材としているせいか、高級ブランド品に比べると、価格もはるかにお手軽です。高価ではなくても、ステキなものがたくさんある。そんな日本の良さも、あわせて伝わるといいですね。

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とある地方都市在住の暇な人です。おかたいところとばっかり縁があった反動で、すっかりゆるふわ好きになりました。リラックスして楽しめる、そんな情報をお届けしたいと思ってます。

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