記事提供:しらべぇ

現在のテレビ番組で当たり前になっている手法や演出。最初に取り入れたのは、いったい誰だったのか?さまざまにルーツを辿ってみると、萩本欽一の“偉大さ”に行き着いた。今回は、“欽ちゃん”こと萩本欽一がテレビ番組に取り入れた“発明”を紹介していこう。

■ピンマイク

説明の必要もなさそうだが、胸のあたりに付けることで両手があく便利なマイク。これは、萩本がブロードウェイの稽古を見学した際、演者が使っているピンマイクを見て、「あれは便利だ」と思いテレビの世界に導入したのだ。

女性アシスタント

現在では、司会者の横に女性アシスタントがいる構図は当たり前だ。しかし、むかしは考えられなかったという。こちらは、『スター誕生!』で萩本が初めて導入したのだ。

それまでは司会は1人で、2人おくと“能無し”に見られるのでタブーとなっていたが、「僕は司会できないので、ちゃんと司会ができるアシスタントを置いてください」と萩本が言ったことがきっかけで導入された。

■客席にお客さんを入れ、その後ろからカメラで撮影

観覧のお客さんの後ろにカメラを置き、スタジオと観覧者を同時に映すことでスタジオが盛り上がっている様子や臨場感をお茶の間に伝えるこの手法。これも、萩本が初めて取り入れた。

■素人いじり

タレントではない一般人、つまり“素人”の面白さを意図的に引き出し、それを最初に多用したのも萩本だ。

ゲストの家族や素人出演者へのツッコミぶりは「天才的」と評され、萩本の芸風のひとつとして後のテレビ番組に大きな影響を与えた。

■視聴者からのお便りを読む

視聴者からのハガキや手紙をテレビ番組内で読んだのも、萩本が最初だ。それまで、ラジオ番組ではハガキを読むことがあったが、これをテレビに導入したのは、当時非常に画期的な試みだったという。

ちなみに、いわゆる“欽ちゃん走り”は、小堺一機が「欽ちゃんのモノマネ!」と言いながら萩本の走り方をマネしているのを萩本本人がテレビで見て、「アイツがウソになっちゃいけない」と思い、本人が意識して走ったのが由来とのこと。

萩本の発明の数々は、現在のテレビの常識を形作った大きな功績といえそうだ。

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