山を越え川を渡る710kmの冒険に飛び入り参加した野良犬

マイケル・リンドノードさん率いる、4人の冒険家グループは南米の自然を710km旅する過酷な挑戦をしていました。その道中で彼らに出会った野良犬にミートボールを分け与えたことをきっかけに、犬はこの冒険家達の後を追い、ついには一緒にゴール地点までお供したのです。

イギリスの伝説上の人物、アーサー王からアーサーと名づけられたこの犬はアンデス山脈からアマゾン熱帯雨林も共に乗り越え、お互いの安全のためカヤックの川下りでアーサーを置いて出発しようとした冒険家達を泳いで追いかけ、その根気に負けたメンバーにカヤックへすくい上げられるといった場面もありました。

野良犬から友達に、そして家族へ

冒険を終えて故郷スウェーデンに帰る際、マイケルさんは共に困難を乗り越えたアーサーを置いていくことはできませんでした。

南米で野良犬としてたくましく生きていたアーサーですが、こうして出会ったのも何かの縁。過酷な旅を共にしたアーサーはマイケルさんにとって既に家族同然でした。しかし動物を移住させるのは簡単なことではありません。

アーサーはまず健康診断やその他様々な検査を受けるため、検疫に預けられました。その間、寝床やエサ入れの購入などマイケルさんの自宅ではアーサーを受け入れるための準備が着々と進められました。

出典 https://www.facebook.com

*ゴール地点にて

ついに家族の一員として新しい家へ!

アーサーは結果として四ヶ月もの間検疫に足止めされることになりますが、ついに今月全ての手続きが完了し、マイケルさんと共に新しい家へ帰ることができました。

獣医師達の努力によって野良犬時代よりも体重も増え、健康状態も良好になったアーサーにマイケルさんも一安心。検疫所の職員達に感謝の言葉を述べています。

出典 https://www.facebook.com

*検疫にて獣医師と握手するアーサー

冒険の旅で得たもの

勝利を手に入れるために困難な冒険の旅に出かけたマイケルさんですが、結果得たものはそれだけでなく、一生の友達、そして新しい家族でした。犬は一度受けた恩は忘れないといわれますが、マイケルさんとアーサーの絆は更に深いものの様にも感じられます。

どんなに飼い主を慕っても捨てられてしまう犬もいる世の中ですが、それでも人間を信じて忠実でいてくれるこの聡明な動物から私達が学ぶことはまだまだたくさんあるような気がします。

野良犬として生きていたアーサーですが、新しい地で、温かい家族の愛情に包まれていつまでも幸せに暮らしていくことでしょう。

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