古代エジプト人というと、どんなイメージ?

古代エジプト人というと、どんなイメージをしますか?

私は「古代のエジプト人=ピラミッドを作った人」というイメージが強く、あれだけの建造物を大変な作業を「作らされている?」印象です。とはいえ、いくら馬車馬のごとく人々を強制労働させたとしても、あのような立派な建造物を作るのは難しいだろうなぁと想像しておりました。

ところが、どうやら無理やり作らされたというわけではないようなのです。

ピラミッドではありませんが、ディル・エル=メディーナというの集落の古代エジプト人がラメセス2世の王墓を建造した際に出てきたのは、なんと!出勤簿でした。

出勤簿で管理されていたの?!

サラリーマンとなんら変わりない状態で、仕事としてしっかりと墓作りを行っていたようなのですが、その出勤簿の記載されて残っている「欠勤理由が」現代のサラリーマンと酷似している点がなんともいえない気持ちになりました。

どちらかというと、現代のサラリーマンよりも上司への気遣いが大変苦労したのでは?と感じるほどのものが出勤簿に残されていたのです。

新王国時代のディル・エル=メディーナの出勤簿!エジプトでお墓を作るお仕事です!

<ディル・アル・メデーナとは>

・新王国時代18王朝~20王朝にかけ主に王族の墓を造った職人達の集落

・集落の規模は約400人、住宅の他、病院、共用のピラミッド、神殿(葬祭殿)、パン屋等あり

・職種は、レンガ職人、壁画、副葬品製作等完全な専門職で世襲制の超エリート集団

・給与は王家より、食料・生活用品が現物支給(個人別出勤簿により管理)

・職人のトップに職人長(親方?)がおり、彼らの墓が集落の丘上部に残っている。

・集落の名前は“まちの修道院”という意味(後世コプト教の修道院として使用されたため)

出典 http://ameblo.jp

ピラミッドを作成した人たちが勤怠管理をされていたという説もあるようですが、どうやらこちらの「ディル・アル・メデーナ」という方達だったのでは?という説もあり、勤怠管理表が残っているのです。

ディル・アル・メデーナは近代的な歴史を持っており、当時既に店や病院まで完備というすばらしさ!専門職など、システムとしては現代に似た形だったといわれています。

勤怠管理されたシステムで墓作りは行われていた!

ディール・アル=マディーナ出土のオストラコンには詳細な出勤簿もあり、その1つには、王家の谷にあるラメセス2世の王墓建設を休んだ理由が記されている。

出典 http://55096962.at.webry.info

出勤簿もしっかりと記録が残っており、欠勤理由までも記載されていたため思わぬ話題になってしまいました。ただ、当時どうやって欠勤です!と上司に伝えたのでしょうか?電話もないでしょうし・・・ちょっと不思議ですね。

勤怠管理表は建築資材で余った、その辺の石・・・

「出勤簿」の材質は建材としても使われていたライムストーン。おそらく建設現場で出た石材のきれっぱしを再利用している。

出典 http://55096962.at.webry.info

石材に刻まれた出勤簿。ちゃんと古代の方々もタイムカード?を使用していたようですね。ただ、どうやら「休日」という概念がないためひたすら働く毎日だった背景もあり「欠勤」に関してはそこまでとやかくいわれることもなかったようですが・・・。

通常の欠勤する理由は病欠が多く、たまにミイラ作りだった・・・?

主な欠勤理由:自分もしくは家族の病気⇒まともな理由

他の欠勤理由:自分の誕生日、友人のミイラ作り、二日酔い等⇒やっぱりエジプシャン?(笑)

出典 http://ameblo.jp

通常の欠勤理由としては、やはり休日がない分「用事を済ますこと」が多いようです。その中でも断トツに多い理由が、治療目的だったとか。当時は、眼の病気が多いらしく日中50度近くあるまぶしい中での作業だったため眼に影響があったのかもしれません。

それにしても、亡くなられた友人のミイラを作るために欠勤・・・?今で言うとお葬式のようなイメージでしょうか?忌引きとなると仕方がないかもしれませんが・・・。二日酔いまで欠勤理由になるのかな?

古代人だって上司には逆らえません。えぇ、飲みましょう!

上司のために働いたという記録もあり、欠勤理由に「上司のために家を建てにいった」とか、「上司の誕生日だから一緒に酒を飲んだ」とかも記録されているそうな…

出典 http://55096962.at.webry.info

なんと!二日酔いが欠勤理由に出来るのは、【接待】だったからという衝撃の事実です!サラリーマンの付き合いというのでしょうか?こんな時代から続いていたとは驚きです!

挙句の果てに、上司の誕生日だからや上司の家を建てたなどといった理由まで欠勤理由にできるとは・・・!というか、休んでまで上司に媚びへつらうの!?(※欠勤中は無給のようです)

上下関係がいかに厳しいか想像できますね・・・。

その当時の日本はというと・・・

それでも、今から3500年ほど前にこんなシステマティックな体系があったこと自体、驚きである。日本は縄文時代後期ですよ、まだ!!

出典 http://ameblo.jp

勤怠管理された墓作りがあるような歴史を持つエジプトですが、当時の日本は縄文時代だったようです。歴史の深さに驚かされますね。日本でもそのうち古墳が出てきますが、この造った理由や概念もまた面白い話や逸話は様々あるようです。

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