3月20日(金)にヨーロッパ全土を横断する皆既日食が起きます。そして、この20日に起きる皆既日食によって太陽光発電がほぼ停止する見込みだというのです。一体、なぜこのような事態になっているのでしょうか!? 20日(金)に起きる皆既日食について詳しくご説明致します!

■ 皆既日食って何!?

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地球から見たときに太陽が月の影に隠れ一部または全体が見えなくなる日食のうち、特に月が完全に太陽を覆い隠す場合を皆既日食と呼ぶ。

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昔の人は、お日様が“暗いもの”に食べられてしまうように見えたことから日食という名前を付けたそうです。

月と太陽の視直径はほとんど同じであるが、月の地球周回軌道および地球の公転軌道は楕円であるため、地上から見た太陽と月の視直径は常に変化する。月の視直径が太陽より大きく、太陽の全体が隠される場合を皆既日食(または皆既食。total eclipse)という。

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逆の場合は月の外側に太陽がはみ出して細い光輪状に見え、これを金環日食といいます。

■ 皆既日食の原因は何!?

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偶然月の軌道が太陽、月、地球の順に一直線に並ぶと、地球から見て太陽が見えなくなってしまいます。つまり、光源である太陽が月にさえぎられると、月の影が地球にかかります。その影の部分にいる人からすると、そこだけ太陽が欠けて見えるようになるわけですね。これが日食の仕組みです。

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直接の原因は、地球の周囲を公転する月が地球と太陽の間に来て、月の影が地球上に落ちる事による。月の影に入った地域では、太陽が欠け、あるいは全く見えなくなる。

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皆既日食が見られる時間はほんの数分。時には数秒しか見られない貴重な出来事なのです。ちなみに最長では7分程見られるといわれています。

■ 3月20日(金)の皆既日食はどこで見れるの?

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2015年3月20日の皆既日食は北大西洋から北極にかけて起こります。その中で陸上で観測できるのはイギリスの北に位置するデンマーク領のフェロー諸島と、ノルウェーの北、北極圏のバレンツ1海にあるスヴァールバル諸島の2カ所しかありません。

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残念なことに今回の皆既日食は日本では見れないのですが、様々な旅行会社が、この皆既日食ツアーを計画しています。

■ 欧州では太陽光発電ほぼ全停止の事態!?

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欧州では、20日に起きる皆既日食によって太陽光発電が一時的にほぼ全停止する見込みで、電力会社は「前例のない」試練への備えを進めています。

欧州送電系統運用者ネットワーク(ENTSO-E)によると、欧州で最後に日食が観測された1999年当時の太陽光発電量は欧州の総発電量の0.2%を占めたが、今では10%を占めるようになった。もし、対応策を取らなければ、今回の皆既日食は欧州に大きなインパクトを与えるとしている。

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皆既日食は、3月20日午前9時から正午にかけ、ポルトガルからフィンランドに至る欧州全土を横断し、午前中に日食が太陽を隠すまでの時間が快晴の場合、日食によって発電量が3400万kW急減する恐れがあり、これは中規模の従来型発電所80ヵ所分の発電量に相当するそうです。

■ 最も大きな影響を受ける可能性が高い国はドイツ

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太陽光発電量はドイツの2014年の電力消費量の18%を占めた。

欧州送電系統運用者ネットワークは危機に対処するため、欧州全土の電力各社は1年余りで日食当日への対応チームを成立させた。

また、一部世帯で停電が発生する事態を回避するために、通常運用時の電力需要増加や電力生産減少を補うのに使われる1日の予備電力を増強したりし、太陽光発電以外の発電施設も待機態勢を整えたりしている。

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例えば、フランスの水力発電ダムなどは、必要に応じて迅速に発電を行えるようになっています。問題のドイツでは、天然ガスと石炭による火力発電で電力生産量を増やすことが可能かもしれないと表明しました。

3月20日(金)に起きる皆既日食で欧州全土は、一体どうなっているのでしょうか!? 気になるところですよね。日本にいる私たちは、今回はニュースで皆既日食を楽しみつつ、動向を見守ることにしましょう!

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