増え続けるDV被害

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DVの被害が年々、深刻化しています。平成25年度、配偶者暴力相談支援センターに寄せられたDVの悩み相談の総数は99,961件。潜在的なものを含めると、実に10万件以上にも上るのです。

DV(ドメスティック・バイオレンス)とは

DV(ドメスティック・バイオレンス)とは「親密な関係にあるパートナーからの暴力」のことをいいます。ここでいう「暴力」の形はさまざまで、1.身体的、2.精神的、3.性的、4.経済的など、多面的な要素を含んでいます。

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一般的には殴る、蹴るといった身体的な暴力をイメージしますが、実はDVの範囲は幅広いのです。さらに、被害者の9割が女性と言われています。

表面化しにくいDV被害

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DVが急増している背景には、核家族化が進み、家庭が密室化していることが上げられます。

夫婦や恋人など親しい間柄で起こることなので“ただのケンカ”と線引きし難く、他人に相談しにくい点、日常的に起こるとそれに慣れてしまう点なども深刻化の要因と言えます。

自分には関係ない?しかし現実に日本で……

男性から身体に対する暴行を受けた経験がある女性は26.7% - 女性の4人に1人が暴力を受けています。

男性から執拗な暴力を受けた経験がある女性は10.6% - 女性の10人に1人が繰り返しの継続的で執拗な暴力を受けています。〈中略〉

このような統計的事実が物語るように、DVの問題は、決して特殊で例外的なことではありません。また、夫婦げんかや男女の気まぐれという次元ではなく、陰湿で、継続的で、ときとして生死の関わるような深刻な問題です。

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DV防止法も施行されていますが未だ事件が後を断ちません。他人事では済まされない実状があります。

そんなDV問題の現場で奮闘されている方がいました

埼玉県の市議会議員、久保みきさん

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久保みきさんは、くらしの相談員として市民と直接会ったり、電話などでも様々な相談に乗られています。彼女が力をいれている問題の一つがDV被害で、市議会で早期救済に向けての体制づくりを訴え続けられています。

「生活費をもらえないのもDVです」

久保さんは、直接相談を受けたDV被害者の切実な声をブログに綴られています。

DVは、身体的な暴力だけではありません。精神的なもの、金銭的なものなど。

今日の彼女は、お子さん4人いて、ろくに生活費を入れてもらえてませんでした。

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暴力だけでなく、精勤的な苦痛もDV被害にあたるのです。

久保さんが見てきたDVの現状

DVの被害者の方、出会った方々皆さんそうなのですが、我慢してしまう。

優しい時もあるから…

私が悪いのかも…

などと思い、自立をためらってしまいます。

そして、どうしようもなくなってから保護される。

その時には、心の病にもかかっていて、

そうなると、自立には相当時間がかかって…

暴力は一度はじまるとなかなか治りません。

もうしないと頭を下げられ、信じて、信じて…

けれどその度に裏切られ…

骨折してしまう人、失明してしまう人、

そして、身体的暴力でなく、

言葉の暴力で体の震えが止まらなくなってしまう人、

人生をめちゃくちゃにされてしまう…

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そうなる前に…何より早期救済が必要

我慢に我慢を重ね、

実際に保護された時は、心身ともにボロボロで、

手遅れの状態が多いです。

私は、議会で再三、早期救済に向けての体制づくりを求めてきました。

公的なシェルターは、入所のハードルが高く、命の危険がない限り入所できません。

その前に、逃げ込めるシェルターが必要。

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久保さんは、手遅れになる前の寄りどころになる一時保護所の設置が急務だと語ります。

「どうか一歩踏み出してください」

DV被害で悩む方、また「これはもしかしたら…」と不安を抱えている方に、久保さんがメッセージを綴られています。

勇気を出して、断ち切ることが必要な時もあります。

新しい人生をスタートする方が互いのため、

そして何よりもお子さんのためであったりします。

笑顔で人生を送ってほしい。

わかります。

一度愛した夫。

本当は悪い人じゃない。

彼には私しかいない。

でも、その考えが、すべてを壊してしまいかねません。

ずるずると泥沼にはまってしまう前に…

どうか一歩踏み出してください。

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久保さんのようにDV被害の早期解決に向けて、奮闘されている方がいます。少しでも不安を感じたら、相談できる窓口が全国にあります。直接行かずとも、匿名で電話相談もできます。一人で抱え込まず、頼れる場所があることを一人でも多くの方に知って頂きたいです。

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主婦暦5年目の34歳。5歳のダウン症の娘、2歳のやんちゃ息子と旦那1人の4人家族。田舎育ち。実家は牛の放牧をしています。

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