「奇跡の一本松」を使った万年筆

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なぜ、一本松から万年筆なのだろうか?

なぜ、一本松から万年筆なのだろうか?その理由を以下に見て見ましょう。きっかけは、一本松が枯死してしまったことによる復元プロジェクトによるものです。

ちなみに、モンブランは2011年9月に「限定ボールペン」を発売し、売り上げ全額の4810万円をNGOのプロジェクトに寄付しています。さらに被災して親を亡くした子どものために、心のケアを行う施設が東北各地に建設しているのですよ。だから「寄付20%だけ?」とは違った目線で見てもらいたい。
以下、前高田市長の戸羽太陸さんとモンブランで広報の久井信吾さんの言葉です。

「枝部分は人工物に付け替えることになり、残った枝の使い道を探していました。貴重なので、むやみには使えない。作るのであれば、世界にアピールできる何かということで、ダメ元でモンブランにお願いしたのです。本当に万年筆ができるのか、当時は想像もつきませんでした」

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依頼した市と同じく、引き受けたモンブランにとっても、大きなチャレンジだった。過去にも木を素材にして万年筆にトライしたことはあるが、それは堅い材木を使用した場合。マツで、しかも海水の塩分を含んでいる。未知の領域だった。

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無謀とも思える挑戦を成功させたのが、ドイツ・ハンブルクの熟練した職人たち。独自の技術とノウハウを注ぎ込み、諦めずに試行錯誤を繰り返した。彼らのクラフツマンシップが実を結び、ようやく特別な113本が完成した。

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万年筆は一本一本で木目が異なり、被災した当時の様子が刻みこまれている。モンブランで広報を担当する久井信吾さんは「万年筆はずっと手元にあって、東北のことを考え、次の世代へ受け継ぐことができる道具です。また、書いた手紙や書類が、メッセージを伝えられる可能性も持っています」と、一本松の記憶を万年筆に込めた意義を説明する。

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津波に耐えた「奇跡の一本松」

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「奇跡の一本松」は、根が海水に浸かり2012年5月に枯死が確認されましたが、震災直後から復興のシンボルとして親しまれ、モニュメントとして今後も後世に受け継がれていきます。そしてモニュメントに使われなかった「奇跡の一本松」の枝を使の一部はは万年筆となり、多くの人の記憶に残って行くことでしょう。

ただ、この万年筆はやはり高すぎますよね。「欲しいけど買えない」と言う声が圧倒的に多いのは全くの同意見。数に限りがあるのも、価値が高いのも、またモンブラン製品なので高額なのは分かりますが、もう少し価格は下げ抽選的な販売が出来れば、より多くの人を巻き込んで「復興」をテーマに話題を作る出来た気もします。とにかく一日も早い復興を願うばかりです。

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旅と食べ歩き好き。珍しいもの、新製品、ヘンテコな雑貨に興味津々。お洒落やファッション系は苦手。spotlightプラチナ公式ライター

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