日本のホラー映画ファンにぜひとも注目していただきたいプロジェクトがあります。

アメリカのクラウドファンディングサービス「Kickstarter」で日本人アーティストがホラー映画の制作費を募集しているのですが、なんと投資をすると自分の名前が映画のクレジットに載るんです!

映画のタイトルは「GEHENNA~死の生ける場所~」

【あらすじ】

主人公の二人はリゾート開発のために訪れたサイパンで旧日本軍の秘密基地だった洞窟を発見。中でひからびた死体をなどを目にする。現地のコーディネーターとともに洞窟の調査をしていると、突然不気味な老人に襲われ、驚いて突き飛ばした拍子に老人を殺してしまう。その直後、爆発音とともに岩や瓦礫が飛び交い、出口を塞がれてしまうのだった。気がつくと老人もひからびた死体も消えている。一行は出口を探し求めてさまよいながら洞窟の秘密を解明していく。

画像の人物はその老人なのでしょう。ストーリーには姿が醜く変形し、なんとか人間だとわかるくらいだと書かれています。もしかしたら生まれてからずっとここに住んでいるのかもしれない・・・考えただけでゾッとするキャラクターですね。

※GEHENNAはヘブライ語聖書にある“殺戮の谷、忌まわしい場所、悪人の辿り着く地”

監督・プロデュース・共同脚本を務める片桐裕司さん

特殊メイクの第一人者で、彫刻・造型家として長年ハリウッド映画業界で活躍されています。これまで自身が監督・脚本を手がけたショートホラームービーを数本制作しており、本作が長編デビュー作品となります。

片桐さんは18歳の時に渡米、19歳でスクリーミングマッドジョージ氏の工房で働きはじめ、その後、様々な映画やテレビのキャラクター制作に携わりました。

2000年から2006年まではハリウッドのトップ工房、スタンウィンストンスタジオのメインアーティストの一人として「A.I」や「ジュラシックパーク3」の制作にも参加しています。

その後も「パシフィック・リム」「パイレーツオブカリビアン 生命の泉」「ウルヴァリン」など数々の映画に参加しているスゴい日本人なんです。

本当に怖い映画を作りたい

表面的な人物、型にはまったストーリー、残酷シーンに頼らない素晴らしい映画を作りたい。ここには優れたホラー映画は優れた映画でなければいけないという、片桐さんの信念があります。

登場人物をしっかり描き、観客が感情移入できるような作品を――

子どもの頃からSFやホラー映画が大好きだったという本物のホラーファンでもある片桐さん。彼の頭の中にはどんな世界が広がっているのでしょうか?

作品の完成度を約束する一流のチーム

スケジュールが合えばパンズ・ラビリンスのペイルマン、ダグ・ジョーンズが老人役を演じてくれるそうです。不気味なクリーチャーは十八番の俳優です。

ポスターを担当するのは田島光ニさん。世界的に活躍している若き日本人アーティストです。最近では唐揚げコンセプトアートでも話題になりました。

さらにオスカーにノミネートされたエフェクトスタジオ、有名なプレデターを生み出したアーティストも参加するのだとか。インディー映画とは思えない精鋭が揃っています。

投資をすると豪華な特典がもらえます

投資額は$6から。$15で完成映画をダウンロードでき、$20で映画と脚本、アートワークが手に入ります。$60で映画のクレジットに自分の名前が載ります。

Kickstarterのページには日本語解説が付いています。動画も日本語字幕付きなので言葉の心配はありません。クレジットカードがあれば今すぐ投資することができます。

CG全盛の時代ですが、どんなにリアルなCGを使っても、その映画を見て観客が満足するかどうかは別の話。映画表現ではむしろ、人の手で作ったものに感動することも多いはずです。

特殊メイクのプロが集結したこの作品、見てみたいとは思いませんか?

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華蓮 このユーザーの他の記事を見る

子供の頃から不思議なものを見つけたら調べずにはいられない性格。ちょっと恥ずかしがり屋なのはご愛嬌。一般の人が知らない「面白い」を探すのが私の喜びです。

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