私を見てください

世界の大企業のオフィスが集う、ロンドン東部のカナリー・ワーフエリア。そこで最も人の出入りの多い、駅ビルの入り口に大規模な看板が掲げられました。

鼻血を流す女性。そしてその下では看板に取り付けられたカメラで道行く人の視線を感知した様子を流しています。これは家庭内暴力(Domestic Violence=DV)の被害者への関心を訴えた広告なのです。

本日3月8日は『国際女性デー』。女性の政治的自由と平等の為にたたかう日にちなみ、人知れず閉ざされたドアのむこうでDVに苦しむ女性の存在を見てみぬ振りをせず、救いの手を差し伸べようというメッセージを込められて設置されました。

見えるのなら、DVを止めることもできる

この広告の画期的なところは、カメラに設置されたモニターによって人々の視線を感知し、より多くの人々が注目するほど映し出された被害者の傷が早く癒えるのです。

ただ見るだけでなく、『見る』ことで変化を起こすことができる。そして、注意を払う人が多ければ多いほど早く変化は起きるという現実の世界と関連させることで、見る側の意識に強く訴えます。

日本でもDVだけでなく、最近では三船美香さん夫婦の騒動によって配偶者による『モラハラ』被害も大きく注目され始めました。身体的な暴力と違い外からはより見えづらい『モラハラ』。その被害も、『見る』こと、そして『聞く』ことで止めることができるかも知れません。

出典 Vimeo

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