新しい埋葬の形「追憶の森カプセル」

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イタリアのカプスラ・ムンディという企業が新しく提案した埋葬方法「追憶の森カプセル」をきっかけに、自分の死んだ後のことを考える人が増えています。日本では火葬が基本ですが、「土にかえる」ことに魅力を感じる人も多数いるようです。

人間の遺体を木の養分にしようというプロジェクト

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卵状のカプセルに遺体を安置する。カプセルの素材にはでんぷんプラスチックが採用され、100%生分解性である。

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カプセルを種のように土に埋める

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植樹する木の種類は選択可能。カプセルの上に気を植える

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埋葬と植樹の数が増えるにつれて”追憶の森”が形成されて行く

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記念樹を手入れし亡くなった方を偲ぶ

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全体のサイクル

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土にかえって、木の養分となり、天からの雨を吸って遺体が果てていく。自分が自然の一部になれるなんてとても魅力を感じる方法です。自分が死んだ後も地球の為に役立てるような気もします。

「お墓に入る」が当たり前じゃつまらない

名前が彫られただけの石にお花を手向けられるより、木になって手入れをされる方に魅力を感じるのは筆者だけでしょうか?日本のお墓は先祖と一緒に入るので、なんだか狭そうでもあります。

たしかに。ゾンビ映画の題材になりそうなプロジェクトではありますね。

日本でも最近は色々な埋葬方法もあるようですが、一般的なのは火葬です。でも、なんとなく火葬は嫌だなと思う方も多いんですね。

日本で土葬したらどんな問題があるの?

土葬を行うことによって、疫病が発生するなど衛生的な観点上あまり好ましくないこと、埋葬場所が莫大に必要となり国土の狭い日本にはむいていないこと、地下水を利用することが多いためはやり衛生上・精神上好ましくないことなどが土葬が少なくなっている原因となっています。

現代の日本の法律ではこの土葬自体を禁じてはいないものの、これらの理由から地方自治体が条例で禁じている場合が増えています。

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衛生面と面積の問題があるんですね。確かに、島国で狭い日本では限界がありそうです。

他にも色々ある埋葬の種類

◇散骨…遺体を火葬した後の焼骨を粉末状にしたあと、川、海、空、山、森林などの撒く葬送の方法です。
 
日本では一部地域では条例などで禁止されていますが、ほとんどの地域では法律上散骨を行っても問題はないようです。 しかし、散骨した近くや河川などの下流に住む人たちからの苦情や問題が発生するなどしており、実際に散骨を行える場所はかなり限られてくるようです。

◇火葬…遺体を焼却し葬送する方法です。
 
日本には仏教と共に火葬が伝わり、記録に残る最初の火葬は700年に僧の道昭のものだとされています。 現在の日本では、一部の神道などの宗教的な問題か、離島や山間部など火葬場のない僻地以外ではほぼ火葬により遺体が処理されています。

◇直葬…日本で一般的な仏教形式では人が亡くなると、通夜→葬儀・告別式(いわゆる葬式)→火葬→葬送の順で行われますが、葬式などを行わず火葬と葬送のみを行う方式です。

◇土葬…遺体をそのまま地面に埋葬する葬送方法です。
 
日本では昭和の初期までは一般的に行われていました。現在でも法律で禁止などはされておらず(定められた疾病以外の場合)、山間部などの僻地では土葬が行われている地域も有ります。しかし東京都や大阪府など自治体によっては、衛生面などの問題から条例で禁止をしている場合も有ります。

◇水葬…遺体を海や川に流して沈める葬送方法です。
 
現在の日本では法律で禁止されていますが、船員法により船舶の航海中に人間が死亡した場合に船長の権限で行うことや、自衛隊でも状況に応じて水葬を行うことが出来ます。

◇鳥葬…日本では鳥葬は行えず、刑法190条の死体損壊罪で罰せられる可能性があります。

◇塔葬…チベット仏教でダライラマやパンチェンラマなどの位の高い僧などに対して行う葬送方法です。
塔葬は遺体に塩を塗りこみ乾燥させ、香料や薬品をぬり遺体を保存する方法です。

◇樹木葬…遺体を埋めた場所に墓石ではなく、樹木を植える葬送方法です。

樹木葬ではハナミズキ、サルスベリ、ウメモドキ、エゾアジサイ、ムシカリ、ツリバナ、モミジなどの種類の木が使用されます。

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鳥葬はちょっと嫌かも…

色々と解決しないといけないこともありますね

問題はさておき、それでもやっぱり魅力的

イタリア政府もこの埋葬方法をまだ許可していない

カプセル・ムンディの社員は法制度を改正し、人々に埋葬の選択肢を与えようと奮闘中だそうですが、イタリア政府はまだ許可していないそうです。色々と解決しなければいけない問題もあるようですね。

面白い墓石よりも自然にかえる方がいい

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最近は、面白い墓石なんかも色々ありますが、墓石にお金をかけてもらうより自然にかえる方に心惹かれる筆者ですが、皆さんはいかがでしょか?思わず「何の木の下にしようかなぁ?」と考えてしまいました。

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