マリオやソニックに代表されるスクロールゲーム

スーパーマリオブラザーズに代表される横スクロールゲーム。その他にも、「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」や「星のカービィ」など同様のゲームは星の数ほどありますが、そのほとんどが「左→右」へと進んでいくものって気づいていましたか?

なんで「左→右」に進むの?

出典 http://www.gettyimages.co.jp

説① 文字を書く方向に合わせた

横書きで文字を書く場合、私たちは通常、左から右に向かって文字を書いていきます。もちろん読むときも同様で、左から右へ視点を動かしていく。

それならばゲームのキャラクターも左から右へ進む方が自然ではないか――という説があります。

出典 http://gadget.itmedia.co.jp

私達の身の回りには、「陸上のトラック」や「音楽プレイヤーの再生ボタン」、更に大きな視点では「日周運動」など、「左→右」へと進むものも多く、人間工学的観点から見ても右方向へ進む方が理にかなっているのではとの見方もあるようです

説② レバーが左側にあったから説

初期のゲームでは、いかにキャラクターとプレイヤーを一体化させ、ゲームに没入させるかが重要でした。当然そのためには、キャラクターを操作する「レバー」と、ゲーム画面内のキャラクターは近くにあった方がいい。

一般的なアーケード筐体では、レバーが左、ボタンが右に配置されているため、自然にキャラクターは左側に配置され、左から右へと進むのが基本になったというわけです。

出典 http://gadget.itmedia.co.jp

ボタンは単なる発射装置であり、自機と離れていても違和感はないはずです。ところが、レバーが左側で自機が右側にあると、操作しづらい。

出典 http://nesgbgg.seesaa.net

基本的に「人間の腕は外側から内側へ動かすほうがラク」らしいです。つまり左手の場合、右方向へ入力する方がより自然であるため、右へ進むゲームが中心になったというわけ

出典 http://tvgames-life.seesaa.net

そもそも、アーケードゲームの筐体左側にレバーが付くようになった理由は、大ヒットしたゲーム「スペースインベーダー」の影響でそこら中にあった筐体の基板だけを入れ替えて使用しはじめたからではないかとも言われています。

実は、映画などの映像作品の約束事も「左→右」

映画とは、対象を撮影している過程で結果として画面が左右に動くというものではありません。素人のホームムービーとは違います。

あらかじめ画面の右なり左の先に、ゴールがあると仮定して、そこに到達するまでの葛藤を左右への動きで表現するというものです。

出典 http://baphoo.hatenablog.com

画面の進むべき方向を「→」と設定し、その先には目的地がある。そして、その方向を向いているのは主人公、そしてその同調者たち。

それに対し、逆向きの人物たちは、その主人公の目的地到達・目的達成を容易ならざるものにする妨害者、対立者、ライバルもしくは異質な他者、対話者

出典 http://baphoo.hatenablog.com

これはそのまんま、進むべき方向「→」にピーチ姫を助けに行く「マリオ」と、それを邪魔するために逆「←」から迫ってくる「クッパ軍団」に置き換えられます。

意外とこういったロジックが、スクロールゲームにも取り入れられているのかも知れませんね。

この記事を書いたユーザー

ももかん このユーザーの他の記事を見る

なるべく波風立てないように生きる事が信条の30代(♂)です。軽い気持ちで読める記事を心がけたいと思います。

得意ジャンル
  • 話題
  • インターネット
  • 暮らし
  • おもしろ

権利侵害申告はこちら

Spotlightのライターなら1記事最大3000円もらえる!日本最大級メディアでライターデビューのチャンス