AKB48の楽曲で、今年2・3月のNHK「みんなのうた」に採用された一曲があります。

出典 YouTube

出典 http://youtu.be

隣同士に店を構えた、履物屋さんと傘屋さんのおばあちゃん。旦那さんに先立たれて、子どもも巣立ち、気づけばお互い一人ぼっち。

おばあちゃん達に残されたのは、お客さんの少ないこの店だけ…AKB48の公式チャンネルでは、ここまでの動画しか公開されていませんが、物語には続きがありました。

履物屋さんのおばあちゃんが

微笑みながら亡くなりました

傘屋さんのおばあちゃんも

後を追うように亡くなりました

それぞれの家族が片付けた時

店の奥を見て驚きました

履物屋さんの押し入れには

傘がいっぱいありました

傘屋さんの押し入れには

履物がいっぱいありました

出典秋元康

亡くなったおばあちゃん達には、お互いから買った傘と靴が、たくさん残されていたのです。

お互いの店まで行ったり来たり

そう自分たちが客になってました

履物の数だけ 傘の数だけ

しあわせがそこにありました

しあわせがそこにありました

出典秋元康

旦那さんもいない。子どもも遠くに行ってしまった。お客さんも来ない。でも、おばあちゃん達には、「隣のおばあちゃん」がお互いにいました。

お互いの売り物を買うことがきっと日課になっていて、そのちょっとした通い合いがおばあちゃんたちの幸せになって、毎日を支えていたのでしょう。

私はこの動画を見て「絆の深さ」を感じました。普通に考えれば、傘なんて1、2本あればいいし、履物もいくつかあれば用は済みます。でも、おばあちゃん達が交わしたかったのは、そういった「モノ」ではなかったんだと思います。

モノを通して絆を深め、今日もお互いが元気であることを確認し合う。それがお互いの「生」を支えていたんだろうと、じんわりきました。

バタバタしていると、つい目先の損得にとらわれて、他人のことがおざなりになりがちです。でも、本当の絆や幸せは、毎日積み重ねた「お互いを思う気持ち」の先にこそ生まれるんだな、と、この動画を見て感じました。

「付き合い」「通い合い」を大事にしたいですね。

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パン屋巡りとサッカー・フットサルが趣味。出版社での編集職を経て、現在ライター2年目。プライベートでは競技フットサルチームのスタッフとしても奮闘中。

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