「近江(おうみ)」と名の付くもので有名なものは?

近江牛

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三大和牛の1つ「近江牛(おうみうし)」。黒毛和種の和牛が滋賀県内で最も長く肥育された場合に許される呼称。明治時代になって西洋文化の影響で牛肉食が始まり、近江商人の活躍もあり「近江牛」はブランド牛として全国に普及したと言われています。

近江商人

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近江商人とは、近江(現在の滋賀県)に本拠地をおく他国稼ぎ商人のことで、近江八幡・日野・五個荘から特に多く輩出しました。江戸時代後期から明治時代の創業で現在も商社など多くの企業が活躍し、その精神は日本企業の核をなしています。

近江米

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滋賀県内で生産される「うるち米」「酒米」「もち米」を総称して「近江米」と呼んでいます。四方を鈴鹿山脈と伊吹・比良・比叡の山々に囲まれ、温和な気候、豊かな土、きれいな水に恵まれ、とっても美味しいと評判。

確かに「近江」と言う名はブランド力があります

確かに主だった名物は「滋賀」の名前ではなく「近江」の名前が付けられています。この近江と言う命名は歴史が深く、「滋賀」と言う命名は歴史が浅いという点が関係しているのでしょうか。もっと思い切って「滋賀」と言う名前を商品に付けて販売しても売れそうな気がしますが、想像以上に「近江」のブランドが強いのかもしれませんね。

料理も「近江牛コロッケ」「近江牛バーガー」などを筆頭に、「近江」の名が付くものばかりで、そう言えば「滋賀」と付くものが見当たりません。

近江三大肉ステーキ丼

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近江牛・近江豚・近江黒鶏という滋賀の自慢の三大地肉に、それぞれの個性を生かす絶品ソースが自慢の「第5回 全国ご当地どんぶり選手権 予選会」に出場する一品。近江が盛りだくさんの丼です!

近江ちゃんぽん

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滋賀県のB級グルメの一つ「近江ちゃんぽん」は、鰹節・昆布だしベースの和風スープのちゃんぽんです。

近江牛すじピタサンド

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近江牛のすじ肉を気軽に楽しめる一品。ピタパンに挟むのは、しゃきしゃきレタスと滋賀県産のキャベツと玉ねぎ。そして砂糖としょうゆで甘辛味に煮込まれたこんにゃくとやわらかい牛すじ肉が入っています。

近江牛たま

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見た目はたこ焼きっぽいが中身は近江牛のすじ肉が入った「近江牛たま」は滋賀県長浜市のちゃんこ鍋屋さんの秘伝の出汁あんかけがポイント!

近江米バーガー茶漬け「うなぎ」

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近江茶ベースのダシ茶を注いでひつまぶし風で、近江米は焼きおにぎりのように香ばしく焼き上げたライスバーガー。焼き上げたウナギ、食感の良い季節野菜のきんぴらをはさみこんである新感覚バーガー!

ところで「近江」って名前の由来はどこから来ているの?

近江は、『古事記』では「近淡海(ちかつあはうみ)」「淡海(あはうみ)」と記されている。7世紀、飛鳥京から藤原宮期の遺跡から見つかった木簡の中には、「淡海」と読めそうな字のほか、「近淡」や「近水海」という語が見えるものがある。

「近淡」はこの後にも字が続いて近淡海となると推測される。これらは、当時の琵琶湖の呼称をそのまま国名にしたもので、遠い浜名湖を指す遠淡海(遠江国)に対して「近つ」という。おおよそ大宝令の制定(701年)・施行を境にして、近江国の表記が登場し、定着する。

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「近江」の名前の由来は、淡水の琵琶湖を表す「淡海(あわうみ)」によるもの。そして都から遠く静岡県の浜名湖を「遠淡海(とうつあふみ)」と呼び、そこと対比して都から近い琵琶湖を「近淡海(ちかつあふみ」と呼んだようですね。

この「近江」と言う名前は、712年に編集された日本最古の歴史書『古事記』にも登場する事から、古くから日本で使われていた名前であることは確かです。しかし今、「近江県」に変わったとして、少しの間はニュースで取り上げられても、観光客が増えるなんて想像は出来ません。

滋賀県には美味しい料理、素晴らしい景色、魅了する歴史が贅沢なほど揃っています。京都のすぐ隣で、大阪と名古屋の真ん中に位置し、交通の便も申し分ありません。これほど素晴らしいものを持っているのに、認知度が低いと言うのはPRの仕方に問題があるようにも感じます。

滋賀県は、やっぱり何と言っても「琵琶湖」です!

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琵琶湖八景のひとつに数えられ、平家物語にも登場するびわ湖に浮かぶ神秘的な竹生島!竹生島クルーズは琵琶湖を楽しめます。

びわ湖ドッグ

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琵琶湖の名が付く料理もあります!それは琵琶湖でとれたワカサギをフライにし、レタス、オニオン、特製のタルタルソースと一緒にパンに挟み込んだ「びわ湖ドッグ」。

ちなみに滋賀県の「滋賀」って名前の由来はどこから?

県庁所在地の郡名から。滋賀の起こりは諸説あり、

(1)石の多い所を意味する「しか(石処)」が変化した

(2)琵琶湖沿岸の低湿地を意味する「すか(砂処・州処)」が変化した

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滋賀県の名前の由来を調べてみると、琵琶湖畔の低湿地であること、石が多かったことが「滋賀」と言う名前を作り出したと言われています。

明治4(1871)年の7月に「廃藩置県」で近江の北半分が「長浜県」となり、南半分が「大津県」になりました。ところが翌年の1872年1月には「大津県」が「滋賀県」に、2月には「長浜県」が「犬上県」となり、 そして9月になると「犬上県」が「滋賀県」に併合されたのです。とにかく激動の時期を迎えていたようです。

魅力あふれる滋賀県に行ってみよう!

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滋賀県に行ったことはありますか?県名の知名度が低いと議論され「近江県」「琵琶湖県」などの案が出ているようですが、かつて「近江を制する者は天下を制す」とまで言われていたほど交通の便の良かった場所。

知名度が低いと言っても、観光名所にも恵まれているように感じます。近江の厳島(いつくしま)とも呼ばれている白鬚神社の風景は、とっても美しいでしょ。

近江商人で有名な場所「八幡堀」の風景

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堀に沿って白壁の土蔵や旧家が建ち並ぶ豊臣秀次の八幡山城居城の八幡堀

あの織田信長の安土城が本格的に再現されます!

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安土城跡から車で10分ほどの所に、安土天主を再現した信長の館。1992年「スペイン・セビリア万博」の日本館のメイン館展示として、安土城天主の最上部5階6階の部分を原寸大にて忠実に復元したもの。あまりにリアルで感動的ですよ。

日本が世界に誇る「安土城跡」

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織田信長が天下に誇った「安土城」です。この城は日本の城に大きな影響を与えた城と言われています。私たちは、城と言えば全て「石垣に囲まれた城」をイメージしますが、実は織田信長が安土城を築城するまでは土塁が主流で山全体を石垣で囲った城は、目にした全ての人の度肝を抜いたと言われています。今は石垣だけが残っています。

国宝「彦根城」

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彦根城は国宝の天守のほか、天秤櫓や太鼓門櫓など重要文化財が現存し、桜、新緑、紅葉、雪景色など四季折々の情緒を感じさせる場所です。

日本三銘鐘の一つとして有名な「三井晩鐘」

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日本三銘鐘の一つとして有名。また近江八景の一つでもあり、日本の音風景百選に認定されています。音を楽しむのの情緒あって素敵ですよ。

日本三大弁天の一つ「竹生島神社」

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琵琶湖の北部に浮かぶ島。「竹生島神社」の竹生島弁才天は相模の江島神社、安芸の厳島神社と並んで日本三大弁天の一つです。

忍者発祥の地「甲賀の里 忍術村」

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子供たちが思いっきり遊べる!忍者発祥の地である甲賀の忍術のテーマパーク。

メタセコイアの道

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延長2.4kmにわたってメタセコイアが約500本植えられ、マキノ高原へ続く高原らしい景観が見られる場所。

秀吉が天下人にさせた「賤ヶ岳の合戦」の地

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織田信長が本能寺で討たれた後、秀吉を天下人へ導いた「賤ヶ岳の合戦」の地

長浜名物の「鯖そうめん」

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長浜名物の「鯖そうめん」は、汁のないソーメンで、鯖の甘く炊きあげた味が麺にまでしっかりしみ込み、鯖の臭みは一切なく、骨までトロトロで本当に美味しい。

県名変更案はツイッターでも賛否両論の様子

県名を変える議論でなく、滋賀県のPR方法を議論しては?

滋賀県は『近江』『琵琶湖』の名前に対して、『滋賀』と言う名前の知名度が低いから県名を変えるた方が良いのではないかと言う議論。仮に県名が変わったとして、注目度が劇的に好転するものなのでしょうか?

もしも県名が変わった場合、全ての住所が変わることによって、看板や印字は当然の事、行政上の諸々も変えねばならず金額的な問題も起きそうです。県内の企業や県民の皆さんも面倒な部分が増えそうな気がします。実際は単に名前を変えると言っただけの単純なものではいはずです。

滋賀県の認知度を高めたいのであれば、県名を変える前に、「どうやったら滋賀県の良さが多くの人に伝わるか」を、今まで以上にもっと真剣に考え、知恵を絞っていくことの方が大切そうに感じます。滋賀県は魅力あふれる素敵な県ですので、きっとまだ滋賀県の知名度を上げるため案は出尽くしていないはず。この議論、今後どうなるのか?注目ですね。

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旅と食べ歩き好き。珍しいもの、新製品、ヘンテコな雑貨に興味津々。お洒落やファッション系は苦手。spotlightプラチナ公式ライター

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