オランダ、ドレンテ博物館が所有する仏像をCTスキャンにかけたところ、中には1100年前に死亡したとされる僧侶のミイラがはいっていることが最近になって発見されたそうだ。

このミイラは、Liuquanと呼ばれる位の高い僧侶のものとされており、瞑想を続けて絶命し、そのままミイラになった即身仏を銅像に入れたのではないかと考えられている。

出典 http://karapaia.livedoor.biz

CTスキャンにかけられた仏像

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そして明らかとなった仏像の中のミイラ

即身仏とは衆生救済を願い、厳しい修行のすえ自らの肉体をミイラにして残した僧侶のことである。日本にも十数体の即身仏が現存すると言われている。

中国では最近でも即身仏としてミイラが作られているが、昔のように生きたままミイラになるのではなく、死後に遺言によってミイラとして作られるものであり、全身に金箔を塗ることにより生前に近い形を保たれている。

なお、コメント欄によると、これは即身仏ではなく加漆肉身像ではないかとのことだ。加漆肉身像は、中国,唐代の高僧のミイラ像のことで、唐代には僧侶の死後,その肖像を造って供養することが行われており、高僧は死後ミイラになると信じられていた。

そこで高僧であることを立証するために、加漆肉身像という特殊な手法によるミイラが生れたという。

なおこの仏像は、2015年5月まで、ハンガリー、ブダペストにある自然史博物館に展示される予定だそうだ。

そういえばモンゴルでも、今年1月27日、ソンギノ・ハイルハンでチベット仏教僧の即身仏とみられるミイラが発見されて話題を呼んだ。

このミイラは200年以上前に即身仏になったと推測されており、牛革で包まれ、大変保存状態も良く、足を組んで瞑想中のポーズの状態で発見されたそうだ。

チベット仏教の信者らは、この即身仏は現在も生きており、深い瞑想の中にあると信じており、さらに時がたつと仏陀になるという。

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