ところ変われば、やはり。

皆さん、今日の朝食はご飯でしたか、それともパンでしたか?どちらも主食としてはメジャーなものですよね。

もちろん世界を見渡せば、それら以外の主食もあり、パンひとつとっても様々なわけです。そこで今回は、ちょっと珍しい主食たちをいくつかのぞいてみることにしましょう。

食感はいかに?

出典 http://tabisite.com

名前と食感は必ずしも、ですね。

まず、「サクサク」。何とも食感の良さそうな名前のこちら、パプアニューギニアの主食のひとつです。サゴヤシの幹から採取したでんぷんを水に溶き、餅状にしたもの。土地柄、ヤシはたくさん生えています。

サクサクは、粉状のでんぷんのままなら保存がきくのが、うれしいところ。味がほとんどない代わりに独特の臭みがあるとのことですが。おかずと一緒に食べるものですから、臭みがかえってアクセントになるかもしれません。名前とは異なり、プルンプルンの食感が期待できそうです。

モロコシが変身。

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トウモロコシも加工自在ですね。

続いて「ウガリ」。アフリカほぼ全土の主食といえる食べ物です。主にトウモロコシが原料。地域によって、ウガリ以外の名前で呼ぶことも。トウモロコシを挽いて粉状にして、水を加えて練ったものです。

元は粉状なので、こちらも長期保存が可能。更に、暑い気候でも日持ちがするそうで。これはアフリカの人々にはありがたいもの。味はというと。”味のないおから”と形容されることもあります。だからこそ、おかずの良き引き立て役となってくれるのでしょうね。

薄く、薄く。

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そっと。でないと破れそうな。

これは「ユフカ」。トルコのパンの一種です。大きな春巻きの皮のようですが。小麦粉と水を合わせたハムルという生地を、薄く延ばして焼いたもの。本当に薄いです。大きさも、直径50センチほどあるとか。

具を包むという、正に春巻き的な食べ方の他、ロール状のサンドイッチにしたり、ピザクラフト的な使い方も。自在な味わい方ができるのが魅力ですね。数枚をパッケージしたものが、スーパーで売られているそう。昔は各家庭で焼いていたのですが、これも時代の流れですね。

雑巾だなんて。

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キメの粗いところがおいしそうですが。

「インジェラ」。これが、このスポンジ状の食べ物の名前。エチオピアの主食で、実際にスポンジのような弾力があるそう。テフという穀物の粉を水で溶いて発酵させて、焼いたものです。独特の香りは、雑巾のようなんて形容されることも。

酸味があるのも一風変わっています。このインジェラ、鉄分が豊富で、グルテン分はゼロ。小麦粉にアレルギーがある人にも優しく、正に健康食品。 クセがあるだけに、辛いシチューと一緒に食べるのが一般的です。

最近若者の間では、インジェラにパスタやライスを乗せて食べるのも人気とのこと。健康には、そのままの方がいいと思いますが。若い世代が伝統的な食べ物を変えていくのは、どこの世界でも常のようです。

果物だって。

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見た目から想像できる味ではなく。

最後は「マトケ」。ウガンダの主食のひとつで、これはバナナの一種なんです。いや、見た目バナナですが、全く別種類の食物として、人々には認識されているらしいのですが。熟しても皮は青いまま。

あまり甘くないので正に主食向き。蒸してマッシュしたり、煮たりして食するそう。味は甘味のないサツマイモかカボチャのようだとか。元々マトケはバナナの意味ですが、主食として食べるバナナをマトケと呼んでいるとのこと。私たちの固定観念を覆すような(?)バナナですね。

おまけで、番外編です。

出典 http://www.all.biz

こちらはバッファロー。さすがのボリュームです。

出典 http://allabout.co.jp

トナカイの煮込み。どんぶりにも良さそうです。

アメリカ原住民とバッファロー、ノルウエーやフィンランドの人々とトナカイ。それぞれ切っても切り離せないもの。バッファローの肉はネイテイブアメリカンの、トナカイの肉はノルウエーやフィンランドの、主食といってもよいでしょう。

主食とは、遠い昔からその土地の風土や気候に根差したものですから。日本人がお米を大事にいただくように、アメリカ原住民の人々も、ノルウェーやフィンランドの人々も、バッファローやトナカイの肉を大切にいただいてきているのですね。

以上、ちょっと珍しい主食をご紹介しましたが。ご飯やいつものパン以外に、一風変わったものが食べたくなったら。主食を求める旅に出るのも、楽しいのではないでしょうか。

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Maggie Cheung このユーザーの他の記事を見る

香港、台湾、中国そしてタイが大好きで、アジアをこよなく愛する心の旅人。英語は仕事で、中国語は趣味。スピリチュアルや占いにもちょっとうるさいライター。自身のレーダーがとらえた情報を、考察をまじえつつ発信していきます。

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