3月3日は「雛祭り」ですが、雛人形の準備はお済でしょうか?早く雛人形をだすと、「娘が早く嫁にいける」「毎年飾ってあげないと目がつぶれる」といいますが、それは迷信なのでしょうか?それから童謡「うれしいひなまつり」には秘話が隠されていたのはご存知でしょうか?そんな「ひなまつり」に関するトリビアをお届けします。

童謡「うれしいひなまつり」秘話

題名どおり、ひな祭りを歌った曲。1935年(昭和10年)、サトウハチローが娘に雛人形セットを買ってやった前後に作詞したとされる[1]。それに河村が曲をつけ、1936年(昭和11年)1月にレコードが発売されている。

出典 http://ja.wikipedia.org

嬉しい雛まつり  サトウハチロー作詞・河村光陽作曲

あかりをつけましょ ぼんぼりに

お花をあげましょ 桃の花

五人ばやしの 笛太鼓(ふえたいこ)

今日はたのしい ひな祭り

お内裏様(だいりさま)と おひな様

二人ならんで すまし顔(がお)

お嫁(よめ)にいらした 姉(ねえ)様に

よく似(に)た官女(かんじょ)の 白い顔

金のびょうぶに うつる灯(ひ)を

かすかにゆする 春の風

すこし白酒(しろざけ) めされたか

あかいお顔の 右大臣(うだいじん)

着物をきかえて 帯(おび)しめて

今日はわたしも はれ姿(すがた)

春のやよいの このよき日

なによりうれしい ひな祭り

出典 https://www.youtube.com

ひなまつりは楽しい雰囲気がありますが、実はこの童謡にはサトウ氏の暗い実話がかくされていました。

歌詞の中に官女から嫁いだ姉を連想するくだりがあるが、これについては、嫁ぎ先が決まった矢先に18歳で結核で亡くなったサトウハチローの姉のことを歌っているものであり、この曲が短調なのはハチローの姉へのレクイエムだからであるとの解釈もある。

サトウハチローが作詞した楽曲の中では最もよく歌われるものの一つともいわれ、日本では広く知られた曲となっている。一方、歌詞には雛人形を歌った内容としては不正確な描写が含まれており、

作詞したサトウハチローはこうした誤りを気にし、晩年までこの曲を嫌っていたという。具体的には、男雛と女雛を「お内裏様とお雛様」と呼ぶのはこの歌から広まった誤用で、また右大臣を「赤い顔」としているのも誤りである。

出典 http://ja.wikipedia.org

「早く飾らないと結婚が遅れる」「毎年飾らないと目が潰れる」の言い伝えの真実

厄を移した雛人形がずっと身近にあっては、幸せな結婚が出来ない。もともと、雛人形は身の穢れを祓い、健康長寿や厄除けを願う風習から、可愛いわが子の代わりに厄を引きうけてもらう厄払いとして行われてきました。流し雛とかがあるのも、そのためですね。

必要な時にきちんと身の回りの整理整頓が出来る躾を娘につけたい。いざ片づけとなると面倒な雛人形。飾る時と違い終わったときの楽しみもありませんよね。でも、そんな片付けもきちんと出来るような娘になってほしいという思いから、来ています。

お雛様のように早く幸せな結婚をしてほしい。歌にもあるように、雛人形は結婚式をイメージして作られています。そのため、早く飾りだすと「嫁に早く行ける」、そして早く片付けることで「結婚が早く片付く(早く嫁にいける)」と捉えたのですね。

出典 http://www.about-hinamatsuri.info

これは、昔から「"目"のあるものは片づけたまま(光にあてないで)にしておくと目が潰れる」と言われる言い伝えと同じです。本当に目がつぶれてしまうというわけではなく、"目"のあるものは人間や動物のように生き物と同じ魂が宿っていると考え、

「そういった、魂や心があるものを暗い所に閉じ込めておくのは可愛そう」という優しい気持ちから来ていると言われています。人形も、作り手の気持ちが込められています。まして雛人形などは、健やかにと思う親の気持ちもあります。

そういった人形をちゃんと光に当ててあげましょうねという考えから来ているのでしょう。

出典 http://www.about-hinamatsuri.info

白酒をなぜ飲むようになったのか?

由来は、昔、大蛇を宿してしまった女性が三月三日に白酒を飲んだら胎内の大蛇を流産させることができたとの言い伝えから、胎内に悪い子が宿らないように白酒を飲むのだそうです。

余談ですが、中国では三月三日の上巳の祓いには、「邪を裂く力」があるという桃の花を浮かべた酒「桃花酒」を飲む風習がありました。上巳の祓いが日本に伝わったとき当然この「桃花酒」も伝わり、白酒とともに飲まれていました。

また、三月三日のひな祭りを「桃の節句」と呼ぶのも、ここから出ています。

出典 http://www.vega.ne.jp

菱餅の色の意味

菱餅(ひしもち)の色の意味は?菱餅(ひしもち)の赤は先祖を尊び、厄を祓い、健康を祝うため(昔は解毒作用のある山梔子で赤味をつけた)、同時に桃の花を表す。白い餅は清らかさと残雪を表し、緑の草餅は新芽と若草を表す。

出典 http://www.worldfolksong.com

ひなあられの由来

ひなあられの始まりは「雛の国見せ」という「ひな遊び」にあります。ひな遊びとは、ひな人形に野山などを見せてあげようと、人形を連れて外に出る習慣を言います。ひな遊びを楽しむ時にご馳走と一緒に持っていくお菓子が「ひなあられ」です。

ひなあられは、菱餅を外で食べることができるようにと、菱餅を砕いて作ったという説もあります。

出典 http://xn--xckd3bgf7p4a8cf1g7329c5rva.jp

ひなあられといっても、地域によってひなあられのタイプが違います。関東:ポン菓子を砂糖などで甘く味付けしたもの。関西:直径1センチ程度の大きさで、しょう油や塩味などがあります。

名古屋圏:雛あられは円柱形のものと丸い物があり、甘い味付けとされている。

「うれしいひなまつり」をラテン音楽グループがカバーしていた

実は、メキシコのラテン音楽のグループ、ロス・パンチョス(Los Panchos)が同曲を『Pobres Huerfanitos(悲しきみなしご)』として1960年代にカバーしていたのだ。

それが日本の童謡とクレジットされないままヒットしたせいで、アメリカ・メキシコ圏ではそのままメキシコ歌曲として認識・定着してしまったようだ。

出典 http://www.worldfolksong.com

出典 YouTube

ネット文化が発達した昨今、ネットですべてを解決させている世帯が多いように感じます。若い世代は特に「雛人形が怖い」と雛人形を飾らない家庭もあるのでは?日本古来の文化を大事にしたいものです。

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