冬になると生姜茶や生姜を使った鍋料理などで体がぽかぽかと温まったことありますよね。スムージーにも生姜を入れてぴりぴりするから、何となく温まった気分に。生でも加熱しても、生姜で体が温まりそう。しかしながら、生の生姜には体の熱を取る鎮静作用があります。このため、温めるつもりが体を冷やしてしまうことに。

体を冷やすジンゲロール

生姜を食べた時に感じる辛味は、ジンゲロール(ジンゲロンとも言います)とショウガオールという成分があります。ジンゲロールは、フィトケミカルの一種で、生のショウガに多く含まれています。ジンゲロールには、手足の末端の血管を拡張する作用があり、ぽかぽかするように感じます。

しかしながら、これは体の内部にある熱を末端の血管に送ることで体の内部の熱を下げる解熱・鎮静作用だと中医学の世界では考えられています。

ほかにも、ジンゲロールには、新陳代謝促進、殺菌作用、免疫細胞活性化、胆汁分泌促進、吐き気や頭痛の抑制などの作用があります。

お肌の代謝をアップしたり、風邪予防に免疫力をアップするには、生のショウガでジンゲロールを摂取するのがおすすめですね。新陳代謝アップということでは、アンチエイジングフードですね。

冷奴の薬味やお寿司についてくるガリは、殺菌効果による食中毒の予防の役割を果たしています。

出典 http://www.gettyimages.co.jp

冷奴は夏の火照った体を鎮静する役割も。

体を温めるショウガオール

一方で、生姜を加熱した時に多く含まれるのがショウガオールという成分です。血管を拡張させたり血流をよくするので、体が温まります。寒い冬には、血管が細くなりすぎたり、血小板の粘り気が強くなりすぎたりしがちなので、ショウガオールを摂取することで改善が期待できます。

また、抗酸化作用があり、活性酸素を除去する強力なパワーがあることから、老化防止の効能があるとされ、アンチエイジングの強い味方でもあります。

ショウガオールは、食べてすぐに体が温まるのではなく、胃腸で消化されて吸収されて、体に血液が巡るまでの3、4時間はかかります。ですから、ロージュースやスムージーに生姜が入っていてぴりっとして手足がぽかぽかしたら、体の内部の熱が行き渡っている(=熱を取られている)ということです。ショウガは加熱するほうが体は温まります。

出典 http://www.k-shop.co.jp

韓国では、体を温めるお茶として生姜茶が昔から愛飲されており、最近は日本でも一般で気になっています。

出典 http://www.51pengu.com

上海蟹に生姜が添えられているのを見たことはありませんか。これは、蟹は体を冷やす食べ物であるために、加熱した生姜を食べることで体を温めるために添えられています。

スームージーやロージュースに生の生姜を入れることでは体は温まりません。しかしながら、殺菌作用や免疫力アップも期待できるので、冬の風邪予防にはオススメ。生の生姜で冷えてしまったら加熱した生姜で体を温めるのがお勧めです。

スムージーの生姜に体を温める効果は期待しないでくださいね。ぜひ、生と加熱の生姜を上手く使って調理したいですね。

この記事を書いたユーザー

東京なちゅらるグルメ このユーザーの他の記事を見る

都市銀行総合職勤務の後、米国系金融情報サービス会社に勤務。
長年丸の内OLをしながら、美容まっしぐらのOL生活を楽しむ。
30歳で重度のPMSに悩まされ、日常生活にも支障が出たことから、アロマテラピー・鍼治療・整体・漢方などの代替療法を試みながら、マルチビタミン・ミネラルのサプリメントで症状が改善。サプリメントと栄養素の勉強をしながら、独学で美容・健康に関する分野での知識を深める。
2013年9月、美容と健康に関する情報サイト運営・PRの会社を設立。
2013年11月 情報サイト『東京なちゅらるグルメ』スタート。
2014年5月 西麻布デトックスサロン・ルフロのビューティーアドバイザー就任。美容・健康に関するPRと企画・運営を行う。

【資格】
サプリメントアドバイザー(日本ニュートリション協会)
ベジフルビューティーセルフアドバイザー(日本野菜ソムリエ協会)
イヤービューティーセラピスト(イヤービューティーセラピスト協会)

権利侵害申告はこちら

Spotlightのライターなら1記事最大3000円もらえる!日本最大級メディアでライターデビューのチャンス