未婚・離婚の増加と高齢社会

出典 http://www.gettyimages.co.jp

近年は言わずと知れた『高齢社会』です。

厚生労働省によって発表された平成26年の調査結果は「日本の4人に1人が65歳以上の高齢者」というものです。また離婚率も上昇傾向にあります。

子どもがいる方であっても一緒に年を取って最期を看取ってもらうパートナーがいないのは寂しいものですね。ご両親のどちらかを亡くされた方または離婚されている方の中には『親の再婚』を気にかけていらっしゃる方は多いのではないでしょうか。

『シニア婚活』増加で婚活市場も高齢化

婚活はもちろん未婚や離婚経験者が結婚相手を探すものですが、多くの方は若い方がする活動だという認識があるのではないでしょうか。しかし高齢者向けの婚活が近年盛んになっています。それが『シニア婚活』です。

婚活する65歳以上の高齢者は、やはり離婚歴がある方やパートナーと死別した方など再婚の方がほとんどです。とはいえ65歳以上といえば、成長しきって自立した年頃の子どもと遺産や介護などの問題を話し合い始める方も多いのではないでしょうか。

悩むことが多いのに、さらに再婚した場合、親が先に逝ったあとの再婚相手の介護を巡り、トラブルに発展することがよくあります。最悪の場合、再婚相手が親の遺産目当てに入籍したなどというケースも…

高齢者を狙う『後妻業』

寝たきりだったり重い病気だったりして残りの人生が長くないと思われる独身の高齢男性に言い寄り、夫婦になって自分に遺産を譲るように仕向ける女性のやることを『後妻業』と呼びます。

最近特に有名な後妻業は、下記の事件なのではないでしょうか。

京都府向日市鶏冠井町大極殿の民家で昨年12月、住人の筧勇夫さん=当時(75)=が倒れているのが見つかり、死亡後に遺体から猛毒の青酸化合物が検出されていたことが19日、京都府警への取材で分かった。

府警捜査1課と向日町署は19日朝、殺害に関与した疑いが強まったとして、殺人容疑で、妻の千佐子容疑者(67)を逮捕し、同署に捜査本部を設置した。

出典 http://www.47news.jp

魔性の女とは必ずしも若い女性とは限らないようですね。この事件が発覚する前に後妻業という名を世に広めた書籍があります。

家族で注意できることは?

「恋人やパートナーはほしいと思わない」と回答した人は、どの年代にも一定数いたが、64~69歳の男性で「ほしいと思わない」と答えた人が19.2%なのに比べ、女性は40.4%と2倍以上。

出典 http://diamond.jp

このデータからわかるように、恋愛に意欲的な高齢者は男性の方が女性より比較的多いようです。

奥さんに先立たれてしまった方、ずっと昔に離婚された方などは最期に自分の子以外にも大切な人にそばにいてほしいという気持ちが強いのでしょう。子どもは自立してしまっていてもう自分とは違う生き方をしているので寂しくなってしまうのかもしれません。

もちろん恋愛をするのは悪いことではありませんが、寂しさを埋めたい気持ちが先走ると悪巧みに利用されてしまう可能性があります。子どもにできることは、親に寂しい思いをさせないことでしょう。恋愛に振り回されないためには精神的に満たされている状態である必要があります。

頻繁に連絡を取るだけでなく、孫の面倒を見てもらう、逆に自分が悩んだときに話を聞いてもらうなどして「親を頼りにしている」という態度を示すと孤独感を薄れさせられるでしょう。

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