こちらの写真はオーストラリアで現在最高齢のおじいちゃん、アルフレッド・デートさん。御年なんと109歳です!

出典 http://www.dailytelegraph.com.au

アルフレッドさんは、1905年生まれ。1912年にタイタニック号が沈没したのも、1914年に第一次世界大戦がはじまったのも覚えているそうです。長生きの秘訣は「毎朝起きること」だとか(笑)。

アルフレッドさんは、現在オーストラリアのシドニー近郊にある高齢者施設で暮らしています。施設の看護師がアルフレッドさんの編み物の経験を知り、ある提案をしました。それは、重油事故で傷ついたペンギンのためにセーターを編んでくれないか、というもので
した。

アルフレッドさんは独学で編み物を始め、1930年代に甥にベビー服を編んでから腕を磨いできました。自身には7人の子供、20人の孫、”だいたい孫と同じくらい”のひ孫がいるそうです。玄孫(やしゃご)もいるでしょうね!

さてこのセーターの依頼はオーストラリアのフィリップ島にある、The Penguin Foundation(ペンギン財団)というNPO団体からのものでした。ペンギンにセーター?

この財団は、ペンギンの調査や保護活動を行っているNPO団体です。依頼のあったペンギンのセーターは、単にかわいいから着せるものではありません。重油事故で海が汚染された際、この小さな生き物を守るために大変重要な役割を担っています。

汚染された海で泳ぐと、油によって羽がくっつき水が内側の層まで入ってしまいます。すると体温が下がり、また羽が重くなるため獲物をとることもできなくなってしまいます。この財団に、重油で汚染されたペンギンが運び込まれると、

体を保護し、毛づくろいで毒物を摂取しないように、セーターを着せるのです。2001年にはフィリップ島で438羽のペンギンが重油事故の被害を受けましたが、セーターを着せて96%のペンギンが回復したそうです。そしてこちらがアルフレッドさんの編んだセーターです。

出典 http://minisites.ninemsn.com.au

顔におけがをされているようですが、元気そうなアルフレッドさんとペンギン。セーターを着てなんだかポーズをとっているようなペンギンです。ファッションで着せているわけではないとわかっていても、やっぱりかわいいですね。

出典 http://minisites.ninemsn.com.au

編み物をするアルフレッドさん。

109歳にもなってペンギン保護活動の一翼を担うなんて素敵ですね!いつまでもお元気で編み物を続けてほしいですね。なお現在はセーターの募集は行っておらず、アルフレッドさんは友人にマフラーを編んだり未熟児の赤ちゃんのためにニット帽を編んだりしているそうです。

※ 上の画像はぬいぐるみのペンギンにセーターを着せた、同財団が広告用に使用しているものです。

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IT業界20うん年。ITのほか育児、料理、英語、日本語などに興味がある中高生2人の子を持つ母。

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