岡山県出身の海上自衛官・三宅由佳莉さん。彼女は現役の自衛官でありながら、海上自衛隊東京音楽隊所属のソプラノ歌手でもあります。

自衛官初の声楽採用

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大手百貨店への就職が内定していたが、海上自衛隊が音楽隊のボーカルを募集していることを知り2009年に自衛隊初となる声楽採用枠(1人)に合格して、海上自衛隊に入隊する。

自衛官としての5か月の基礎教育訓練の後、ソプラノ歌手として海上自衛隊東京音楽隊に配属された。

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自衛官で初めて、たった1枠しかない声楽枠で採用された三宅さん。大抜擢の影に相当な苦労も。

戦闘訓練も受けなくてはならない

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一部で「歌手採用」と報じられているが、きちんと試験を受け、海上自衛官として採用された。入隊後は教育隊で5カ月におよぶ訓練も受けている。執銃(しつじゅう)教練にカッター撓艘(とうそう)など、他の海上自衛官と同じ過酷な教練だ。

「戦闘訓練では座ることがなく、立ちっぱなしなんです。だから、ほふく前進で横になったときが幸せで。地面の冷たさが気持ちいいんです。“ああ、蟻だ!”とか…」

体力的なことよりも、これまでの生活が一気に変わり、精神的に追い詰められたことが辛かったという。「厳しい指導を受けて、最初の1カ月は訓練から逃げたい、帰りたいとばかり思っていました」

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声楽採用とはいえ、自衛官になったからには過酷な訓練もこなさなくてはなりませんでした。思い描いていた理想との狭間で苦しみながらも、彼女は「歌」を歌うため訓練を投げ出さす最後までやりとげました。

三宅さんの歌声からは「強さと優しさ」が感じられるのも歌うことへの強い信念の表れのように感じます。

「人を癒し、勇気づけるために歌いたい」

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三宅さんが海上自衛隊に入隊したその2年後…東日本大震災が発生しました。

自衛隊員たちがみんな救助に向かう中、三宅さんの所属する海上自衛隊東京音楽隊は待機が命じられました…。

「何で私はここにいるんだろう。何で被災地にいないんだろう──。そんなことを考え続けていました」

4月になって宮城の松島町を訪れ、被災者の前で初めて歌った時のことを三宅氏は鮮明に憶えているという。歌い終えると、人々が彼女のもとに次々に歩み寄り、涙を流しながら握手を求めてきた。

「ありがとう。また来てね。そう皆さんが言ってくださいました。来てよかった、歌を歌っていて本当によかったと、心の底から思いました」

一自衛官となってからは、人を癒やし、勇気づけるために歌いたいという強い意識が芽生えた。

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自衛隊の音楽隊員としてやれること、やるべきことは何かを感じた三宅さん。これからも歌で人々に尽くしていきたいと思っているそうです。

「Time To Say Goodbye」

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最後に是非、彼女の歌声に触れてみてください。

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