「先生になってみたい!」

一度でもこんな風に思ったことがある人は少なくないはず。実際、日本を含むアジア8地域で調査された"子供が将来就きたい仕事ランキング"では、"先生"が全ての地域でベスト5にランクイン。しかも、6つの地域で"先生"は1位か2位という"表彰台クラス"の職業です。

アジア8地域の子供の「将来就きたい仕事」ランキング

出典 http://www.adecco.co.jp

※アデコ株式会社による調査

先生は多くの映画やテレビドラマの主人公にもなってきました。かつてはこういった映画に憧れて教師になることを夢見た人は、今以上に多かったようです。

サウンド・オブ・ミュージック

出典 http://tower.jp

言わずと知れた、"教師もの"映画の代名詞。リチャード・ロジャースとオスカー・ハマースタイン二世の名コンビが1959年11月にブロードウエイで初演したミュージカル『サウンド・オブ・ミュージック』を原作とするミュージカル映画。

ロバート・ワイズ監督、ジュリー・アンドリュース主演、20世紀フォックス配給で1965年に公開され世界的に大ヒットした。アカデミー賞作品賞、監督賞、編集賞、音楽賞、録音賞の5部門を獲得。

二十四の瞳

出典 http://ja.wikipedia.org

1954年(昭和29年)公開の松竹大船撮影所製作、木下惠介監督・脚本、高峰秀子主演による日本映画。学校を舞台にした"先生もの"の代表作。

でも、実際に先生となる人はごく少数。多くの人は成長するにつれ夢も変わり、幼いころの憧れとは違う職業に就くのが一般的です。でも、やっぱり一度はやってみたいですよね?そんな思いを叶えられる場所が、常夏の島インドネシア・バリ島にありました。


学校併設のリゾート"天空の村"

バリ島の中心部、標高およそ900mの高原地帯に、新しい形のリゾート"Village Above the Clouds(天空の村)"はあります。そこは空港からも車で2時間、バリ文化の中心地ウブドからも1時間ほど離れ、数多くの谷と棚田だけに囲まれた、観光客も滅多に訪れないローカルエリア。

中央山地に点在する湖から流れる地下水脈はいくつもの川や滝となり、世界文化遺産にも認定された水路システムを経てライステラスに行き渡ります。そうやってこの美しい棚田の風景は長年護られてきました。

出典 Vimeo

そんなバリの原風景ともいえる景色の中に誕生した"天空の村"は、世界にも稀にみる"学校併設型"リゾートヴィラ。宿泊客が先生となって、地元の子供たちに授業をしたり、一緒に農作業をしたり、周辺集落のゴミ拾いをしたり、川で泳いだり泥だらけになったりしながらバカンスを過ごせるリゾートです。

もちろん子連れで行っても大丈夫。お子さんも現地の子たちと交じり合い一緒に楽しめます。

学校の名前はFREEDOM SCHOOL。昼間地元の小学校に通う近所の子供たちが、放課後や休日にやって来るアフタースクールのような学校です。バリの主な産業は観光業・サービス業ですから、仕事が終わるのも遅くなりがち。

お母さんたちは仕事や家事に大忙しで、このように夜まで子供を預かってくれるところは大変重宝がられるそうです。実際、バリでは夕方以降になるとホテルや売店で働いている大人の周りで遊んでいる子供が多く、タクシーなどでは助手席に子供を乗せて運転しているドライバーも見かけます。

そこで、地元集落のお母さんたちのため、そしてホテルのスタッフのため、学校が併設されたというわけです。また、"先生になりたい"という観光客のニーズも大きかったようです。

「ありきたりの観光スポットに行くよりも、ローカルの雰囲気を味わいたい」「地元の子供たちと触れ合いたい」それならホテルに併設された学校で先生をやってもらおう、ということになりました。

宿泊客は、それぞれ自分の得意なことや、子供たちと一緒にチャレンジしてみたいことを、実際に授業やワークショップという形で行うことができます。

言語はインドネシア語か英語です。

また、じっくりと子供たちと関わってみたいという旅行客には、インターン制度も用意されています。2週間から1か月の間、1泊およそ1000円で滞在しながら先生をすることができます。

その場合はホテルではなく学校内に寝泊まりする"住み込み先生"となりますが。(通常ホテルは1泊1万円ほどより)これはなかなか味わえない体験です。

そして、先生には"別れ"が付き物…。素晴らしい時間を子供たちと過ごした後は、やっぱり切ない別れが待ってます。


あなたもぜひここで「先生になりたい」という"かつてみた夢"を叶えてみてください。

この記事を書いたユーザー

岡 昌之 このユーザーの他の記事を見る

父子で世界を旅するライター。インドネシア・バリ島在住。すべてが竹で作られている究極のエコ学校"グリーンスクール"内のファミリービレッジにて息子と生活し、執筆活動中。
http://nge.jp/author/oka

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