Felix Zenger(フェリックス・ゼンガー)って誰だ?

ヒューマンビートボックスとは、ほぼ口だけを使い、ドラム・ベース・スクラッチ音などさまざまな楽器を擬音で表現し、たった一人で複雑な楽曲を演奏する技術です。

日本をはじめ世界中にパフォーマーはたくさんいますが、その中でも現在注目を集めているのが、フィンランドが生んだ最強のビートボクサー、フェリックス・ゼンガー。

どうやって音を出しているのか見当もつかない"神業"レベルのその口技は、今や世界中のCMやライブイベントに引っ張りだこです。

マイクロソフト タブレットSurface RT

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「当社があなたを採用するメリットは何ですか?」

と、面接官に質問されたフェリックスは、おもむろにSurfaceを取り出し、一言も言葉を発せずにビートボックスを駆使して見事なプレゼンテーション。

あっけにとられる面接官ですが、たぶん採用でしょう。

ジョルジオ・アルマーニ・ビューティー Rouge Ecstasy

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こちらは口紅と口技のコラボ。

女性たちの色鮮やかで情熱的な唇とフェリックスの躍動感あふれるビートが、見事にシンクロしています。

目にも耳にも刺激的で、一度見たら忘れられないCMでしょう。

フェリックスの多彩な音楽活動

フェリックスの音楽活動は幅広く、共演するアーティストも実に多彩です。

「Happy」の大ヒットで日本でもお馴染みとなったファレル・ウィリアムスとは、2010年にフィンランドのロックフェスで共演して以来の音楽仲間。

自身のソロアルバムの制作やさまざまなユニットでの活動も精力的にこなし、フェリックスからは目も耳も離せません。


ファレル・ウィリアムスとの初共演

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大観衆とファレルを目の前に、やや緊張気味のフェリックスですが、マリオのサウンドを織り交ぜて会場を沸かします。

Iiro Rantana New Trio 「Shit Catapult」

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ピアノ、ギター、フェリックスの三人からなる、プログレッシブ・ジャズ・ロックトリオ"Iiro Rantana New Trio"。

見るからに超音楽マニアのおじさん二人が、フェリックスのビートに乗って心から気持ちよさそうに演奏しています。

若者だけでなく、オヤジごころも鷲掴み…。フェリックス株は急上昇です。

SANNI feat. Felix Zenger 「Jos Mä Oon Oikee」

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フィンランドの人気若手シンガーSANNIとの共演作では、ピアノの弾き語りビートボックスを披露したフェリックス。

最初に始めた楽器はピアノだそうで、フィンランドの国立音楽学院で学んだという経歴も。

激しいビートだけでなく、しっとりとした優しい旋律も奏でるフェリックスは、女性たちにも大人気です。

ビートボックス天下一武道会!

フェリックスはオリンパス社が発売するマルチトラックリニアPCMレコーダー「LS-100」の広告塔にもなっています。

そんなオリンパスとフェリックスが仕掛けたのが、ビートボックス普及キャンペーン「SHARE BEATIFULLY」。

世界各地から集まったビートボクサーたちの中で、最終選考まで残ったのはわずか10人。

その中には日本人パフォーマーも2人含まれていますので、みなさん、ぜひ投票して応援しましょう!

おまけ

音楽の才能あふれるフェリックス。でも才能は音楽だけではありません。

フェリックスはフットバッグの名手でもあります。

フットバッグとは、直径5cmほどのお手玉のようなバッグを手や腕を使わずに、主に足を使って蹴るスポーツ。

口と足の違いはありますが、どこかビートボックスにも通じるものがあるスポーツです。

白夜の夏の日は遅くまで外でフットバッグに興じ、一日のほとんどが夜に包まれる冬は部屋でビートボックスの練習に励む…、そんなフェリックスの少年時代が目に浮かびます。

Footbag フットバッグ

出典 YouTube

この記事を書いたユーザー

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父子で世界を旅するライター。インドネシア・バリ島在住。すべてが竹で作られている究極のエコ学校"グリーンスクール"内のファミリービレッジにて息子と生活し、執筆活動中。
http://nge.jp/author/oka

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