見落としていたのですが、1月下旬に朝日新聞がこんな記事を出されていました。あの「号泣県議」の事件以降、全国の議会で政務活動費の返還が相次いだとのこと。

この調査は都道府県議会と政令指定都市・中核都市の110議会のみなので、全国の市区町村まで調査を広げれば、数億円単位の政務活動費が返還されている可能性があります

これはもちろん、あの事件を受けて

「やべ、俺たちも突っ込まれたら大変なことになるかも…」

と思って、自主的に返還したものが相当額含まれるわけです。

号泣県議事件以後、いくつかの政務活動費の不正使用がニュースになりましたが、そんなものは氷山の一角に過ぎないということの何よりの証左ではないでしょうか。

昨年は色々と取り沙汰された朝日新聞ですが、話題が旬な時期だけではなく、きっちりと後追い記事を出してくるのは素晴らしいと思います。

そういえば、私の大学の先輩にあたる記者も、政務活動費について熱心に取材&調査していました。

こうした政務活動費の不正使用を防ぐには、再三申し上げている通り、政務活動費の使用用途をもっとオープンにするしかありません。

どれだけオンブズマンやマスコミが監視して情報発信をしても、限界があります。有権者が直接目にして審判を下すようになれば、切手の大量購入や不可解な視察など、公人にもとるような行為は必ず減少するはずです。

すでにいくつかの自治体でネット上での政務活動費の全公開を行っていますが、私も自分の使用用途については自主的にネットで公開をしております。

その他の政務活動費関連の記事はこちら

「そこまでやるなら、領収書もすべて公開するべきでは?」

との声もいただきまして、今年度はそのつもりで議会フォーマットで処理したすべての領収書明細をコツコツと、それはもうコツコツとPDFで保存をしておりました。

おりましたがそうしたら、それをたまたま保存していたノートパソコンが盗難されるっていうですね…

これはもう、政務活動費をオープンにしたくない勢力の陰謀に違いありません!(違います)

そんなわけで、ニュースになると一時的に注目が集まるものの、喉元過ぎると忘れられる政務活動費について、あえてまた触れておきました。

もうすぐ統一地方選挙ですし、投票先に迷っている方は「政務活動費の用途・透明性」なんかもその基準にされると良いかもしれません。その議員の、政治家としてのスタンスがもっともよく表れるものの一つだと思います。

少し面倒ですが、最寄りの議会を尋ねれば閲覧することも可能です。私は今年度末(3月末)にはネット上ですべて見られるよう、また再度コツコツとPDF化を進めて参ります…

それでは、また明日。

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