女性の社会進出について語られることが多い昨今

Aさん(27歳女性・独身)大学卒業後大手企業に総合職として入社。海外赴任・海外出張の機会が多い職であり、やりがいを感じつつ彼女を取り巻く環境に不安を感じている。

学生時代から、海外赴任に憧れがあり今の職に就いたAさん。海外赴任することは彼女のキャリアにとっても大きなプラスになるので是非したいと思っているそう。そんなAさんが悩んでいるのは下記の点。

1:海外赴任の任期はおよそ5年。帰国した時には、30代も後半に差し掛かっている。結婚・出産など女性にとって憧れでもあるイベントをいくつも逃す可能性も高い。

2:キャリアウーマンの道を邁進することを決め、一生独身でいようと決心したとする(1の問題について悩む必要がなくなる)しかし、色んなライフスタイルが認められるようになった世の中とはいえ、

ある程度の歳になると「結婚をしている」ことでの社会的信用や社会的地位を確立できる世の中であることは否定できない。キャリアウーマンの道を邁進すると決めた時、この社会的信用は大きな影響となる

妻子を養えるだけの社会的信用や地位をもらえるから社会で戦って行くには、未だにひとつの信用の秤になるのでしょうか。「普通の会社でも未婚より既婚者のほうが出世するのに有利だったりすることあるのよ?社会的地位の高いお仕事なら尚更」

出典 http://news.mynavi.jp

しかし、結婚してから海外赴任したとして付いてきてくれる夫がどれだけいるだろうか。海外赴任とまでは言わないまでも、日本全国に転勤がある職業の人は沢山いる。収入面では心配がないにしろ夫は、職を手放し主夫となり、妻について回る。(場所を問わず働ける人・収入がある夫なら話は別だが)この選択肢はなかなかないのではないだろうか。

とは言え、これが逆の立場ならどうだろう。夫が海外赴任が決まり妻が付いていく(専業主婦として)これはよくあるパターンである。結局のところ女性の社会進出を阻んでいる一つの理由は、女性と男性は対等ではないということにあるのかもしれない。

社会進出をし、キャリアを積み上げたいこう思っている女性は実際目に見える数よりも多い気がする。けれども上記に挙げたような問題に直面し、出産は女性にしかできないイベントであり、年齢にも限りがあることを考慮に入れた時、キャリアを積み上げる道からリタイアする女性が多いのも事実であろう。

また、会社からはキャリアプランの明確化を求められることも多い。会社からすると人材の配置や教育を考えていくときその女性がどのようなキャリアプランを考えているかは、重要な問題になるからである。

Aさんは、まだ27歳じゃない。男性の多くはそう思うかもしれない。今から悩むことではない。まだまだ時間があると。しかしキャリアプランを明確にすることは即急に求められていることであり、それを遅らせることはどういう選択をしたにしろ自分にとっていいことはない。

今回Aさんの話を聞いて感じたのは、男性が働く女性(キャリアを築きたいと思う女性)の取り巻く環境・悩みに対して理解が少ない事、温度差があることが大きな要因なのではないかということである。そこに理解を示し、行動していくこと、これが女性の社会進出を促進していく上で大事なことなのかもしれない。

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Lily_jun このユーザーの他の記事を見る

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