ラジオ番組で流れる曲をカセットテープに録音する「エアチェック」。アラサーの皆さんは、小・中学生の頃夢中になっていたのではないでしょうか。

そこで今回は、そんなエアチェックにまつわるあるあるをご紹介します。

白テープを指で巻く

せっかくエアチェックをしても、カセットテープの最初についている録音できない部分(白テープ)のせいでイントロが切れてしまっては台無しです。

そのようなことがないように白テープを指で巻いてからラジカセにセットするということは、エアチェックを始めるにあたっての基本作業でした。

タイミング命!一時停止ボタンに手をかけてスタンバイ

FMラジオのランキング番組が始まる時刻になったらラジカセの前へ。カセットを入れて、一時停止ボタンを押してから録音ボタンと再生ボタンを同時に押した状態で、好きな曲がかかるのを待ちます。

そして、一時停止ボタンに手をかけていつでも録音開始できるようにスタンバイ!

録音するときは曲のイントロが切れてしまわないように、かと言ってDJの声が入らないように、DJの曲紹介の「最後の一文字」くらいで一時停止ボタンを押して録音開始するのがポイントでした。これがうまくできる人はクラスで神扱いでした。

テープの残りが心もとないときは小窓からのぞいてハラハラ

エアチェック中、テープが足りるか足りないか微妙な時は、いつも小窓をのぞいて残りを確認してはハラハラしていました。曲の途中で「シーー、ガチャン」とテープが終わってしまったときの絶望感といったらありません。

ぴったり終わると天才だと思う

逆に、ちょうど曲が終わったタイミングで「シーー、ガチャン」とテープが終わると、「わたしって天才!」と狂喜乱舞したものです。

爪を折る、セロハンテープで復活させる

そんなドキドキハラハラのエアチェックを重ねて1つのカセットテープがお気に入りの曲でいっぱいになったら、まちがって上書きしてしまわないように「爪を折る」ことを徹底していました。爪を折る作業こそが、録音された曲たちへ永遠の愛を誓う儀式だったのです。

しかし、若さゆえの心変わりというのは非情なまでに簡単にやってくるもの。「もうこのテープ聞かないし新しいテープ買うお小遣いも無いな」というときは、爪があった部分にセロハンテープを貼って復活させ、何事もなかったかのように新しい曲を上書きしていました。

カセットテープを使ったエアチェック、懐かしいですね。次に実家に帰ったときは押し入れのなかから昔のカセットテープを探してみてはいかがでしょうか?きっと懐かしいエアチェックの思い出にひたれるでしょう。

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北村朱里 このユーザーの他の記事を見る

佐賀県佐賀市で、ことばコーディネーターとして個人事務所nib.を運営。ことばに関するワークショップやレッスン、ライティング(文章執筆)、絵本の読み聞かせなど幅広く展開しています。

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