食べ物では断トツで「パン」が大好きな筆者。これまで様々なパンを食べてきましたが、今日ご紹介するのは、パンに懸ける思いがとても強い、田中祐治シェフの一品。

彼のエピソードを知ったのは、とある雑誌を読んでいた時のこと。

27時間連続で温度帯を調節して。ひとつの種だけでなく、ほかの種も追っかけてきますし。

出典Hanako(2014年5月8日号)

27時間…つまり1日以上、「種」の世話をしているというシェフ。その”種”とは、「発酵種」というパンを膨らませるためのもの。つまり彼は、パンを作るために寝る間も惜しんで働いているというのです。記事にはこんな事実も記されていました。

田中シェフはベッドで寝ない

出典Hanako(2014年5月8日号)

先ほど書いたように、「種」からうかつに目を離せないと話すシェフは、家のベッドに就くことすらしないというのです。

そんな田中シェフの店で目を引くパンの1つが、「パン オ フリュイ ルージュ」。写真のように、ぎっしりと散りばめられたフルーツやナッツが、食べる前から胸を高鳴らせます。お店のサイトを覗くと、

カシューナッツ、ピスタチオ、クルミ、レーズン、サルタナレーズン、カレンズ、 クランベリー、サンマスカットレーズン、インカベリー、いよかんピール、オレンジピール入り

出典 http://www.plaisir1999.com

と書かれている通り、11のフルーツとナッツが練り込まれているそうです。下手に組み合わせたら、味が喧嘩してしまいそうなこのパン。食べてびっくりします。喧嘩をするどころか、互いが互いを引き立てあい、とってもジューシーで味わい深い、それでいてしつこくなく、いくらでも食べられてしまいそうな、特別な一品なんです。

他にも、夏の時期にはマンゴーをふんだんに使ったパンが発売されたり、

コーヒーを使った深みある味のパンも、とても美味しかったです。

そして実は、こんなシンプルなパンも、とても美味しい!小麦の味がしっかりと感じられ、パサパサも、べちゃべちゃもしない、ちょうどいい水分量が素人にもわかります。

最後に、そんな田中シェフの名言を1つ。

捨て身の覚悟ですけどね。ちょっと抑えようかと思うけど駄目なんです。どんどんおいしいものを作れなきゃお店やる意味、存在意味がまるで見つからない。いけるところまでいって体が壊れたら店を閉めようかって。

出典Hanako(2014年5月8日号)

まさしく「決死の覚悟」で作られた逸品たち。小田急線は祖師ヶ谷大蔵駅・成城学園前駅から徒歩圏内にお店を構えます。ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか?

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パン屋巡りとサッカー・フットサルが趣味。出版社での編集職を経て、現在ライター2年目。プライベートでは競技フットサルチームのスタッフとしても奮闘中。

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