和食が世界遺産になりましたね。皆さんはご自分で和食をつくる機会がありますか?日本人としては、せめて味噌汁くらい、つくっておきたいところですよね。その味噌汁をつくるのに必要不可欠なもの、といえば、やはり味噌。この味噌、自分で簡単につくることができちゃうんです!

【材料】……最少単位

大豆……1kg

米麹……1kg

塩………370g+30g(30gはフタに使用します)

※最小単位ですから、もっとたくさんつくる場合はこの分量を2倍、3倍にしていくと良いです。

【つくり方】

①まずは前日に、大豆を浸水します。よく水を吸うので、たっぷり目の水に浸しておくのが良いかと。お気に入りの、良い軟水を使うことをおススメします。

②これも前日の作業。米麹と塩を合わせて、よくもみこんでおきます。いわゆる塩麹をつくる、ということですね。

①②の作業を終えたら、ひと晩寝かせます。

※できれば真冬の寒い時期につくることをおススメしますが、年中作って悪いものではないようです。その場合は、冷蔵庫を活用してください。

出典Creatio Domus

大豆は思っているより膨らみますので、大きめのボウルを用意すると良いです。

出典Creario Domus

これをもみ込む作業は、結構気持ちいいです。

③翌日、まずは大豆を煮こみます。我が家では圧力鍋を使用。圧がかかってから20分程度が目安です。土鍋等でもできるそうですが、その場合、灰汁を取りながら3~4時間は煮込むそうですから、かなり時間がかかります。※ゆで汁は残しておいてください。

④ゆで上がった大豆は、マッシャーなどでつぶします。多少、粒が残っていても食感があって楽しめますし、それが手作りの魅力でもあるかと思います。冷めるとつぶしにくいので、あまり固いようでしたら、ゆで汁でゆるめます。

⑤つぶした大豆に塩麹を混ぜ込みます。

⑥よく混ざったら、10等分ほどの団子にします。

出典Creatio Domus

冷めて固まったなら、煮汁を少しずつ入れて調整します。

出典Creatio Domus

よくつぶしますが、多少粒が残るのは、返って「味」になります。

⑦味噌を入れておく容器は焼酎でよく拭いておきましょう。カビを防止する作戦ですよ。

⑧容器に味噌団子をつぶしながら、隙間なく入れます。

⑨容器に全部おさめたら、ラップで空気が入らないようにフタをします。そして、その上に30g程度の塩を乗せて重石にします。容器のフタを閉めて、シンク下等の冷暗所に置き、一年ほど保存します。

出典Creatio Domus

この白っぽいものが、発酵して一年後には味噌になる……面白いですよ。

⑩あとは一年後のお楽しみ!

途中、たとえば夏頃に一度かきまぜても良いようですが、個人的にはそのまま放置しておいています。一年目の味噌がキレイに仕上がって、しかもおいしかったので(手前味噌で失礼)、それ以来、つくり続けようと決めました。

まだ今回で3度目の仕込みですが、年に一度の大仕事と思えば、世界遺産である和食を守るためにも、そのくらいはしたいところですね。

出典Creatio Domus

自分でつくった味噌の味、これはもうプライスレス、ですよ。

おまけ……味噌の健康情報の件。

そもそも大豆そのものが、健康やアンチエイジング、美容など、さまざまに良いとされているわけですが、味噌は大豆で食べるよりも、より栄養吸収しやすいという研究報告もあるそうです。ですから、原材料を自分で選んで、しっかり自分でつくって食べることは、大切なことですよね。

味噌がどのようにつくられているのか、ということ、年に一度、しっかり認識してみるというのも、自己食育というところで良いことだと思いますし、お子さんがいらっしゃるご家庭であれば、お子さんに対する食育という点でも素晴らしいことですよね。

味噌に限ったことではありませんが、普段食べているものが、どこからきてどのようにつくられているものなのか、知っておくことで、自分のカラダをつくることにつながります。

大豆の健康成分といえば、良質なたんぱく質を中心に、レシチンやサポニン、ペプチド、食物繊維、ビタミンE、リノール酸、植物性ステロールと、さまざまな栄養素が豊富に含まれています。コレステロールが気になる方や、老化を防ぎたいと思っている方は、大豆関連の食べ物は積極的にいただきたいところですね。

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Yoshinao Tsuda このユーザーの他の記事を見る

サプリメントライター、コピーライター、制作ディレクターを経てフリーのライター兼編集となる。食品・食育・美容健康分野を中心に、宣伝・広告、書籍・雑誌と、企画・編集から納品までを受注。イラスト発注はもちろんのこと作成に至るまで幅広く活躍し、手描きPOPのセミナー講師なども務める。萬屋。主な編集著書に「東京ダイエットグルメ」「大豆ミートDEダイエット」(TBSサービス)などがある。

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