料理やお菓子作りに欠かせない卵。

みなさんは何を基準に選びますか?

「白よりも殻が赤い卵のほう、また黄身の色が濃いほうが栄養価が高い」と言う話を耳にすることも多いですよね。

栄養価はどちらも同じ

出典 http://www.gettyimages.co.jp

ご存知の方も多いとは思いますが、殻の色は、鶏の種類(羽や耳たぶの色が赤か白か)によって違います。

そして卵黄の色は、飼料(えさ)の種類で変わります。なので、食べているえさの種類によって、厳密に調べればそこそこの栄養価の違いはあっても、栄養計算をする際にはどちらの卵を使った場合も一緒の栄養価で計算されるんです。
だから、殻や黄身の色が濃いほうが栄養が高いと言うのは、間違いなんですね。

稀に毛と違う色の卵を産む鶏もいるのだそうですが、それはご先祖様に違う色の鶏がいたことがあるからと言う、DNA上の理由だそうです。

なぜ赤玉は高めなのか

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それではなぜ赤玉のほうが価格が高めなのでしょう?

理由としては、赤玉を産む鶏の方が、白いほうを生む鶏よりも体が大きく、その分たくさん飼料が必要だからと言うことがあげられます。

「じゃあえさを安く済ませるために、白い鶏を育てればいいのでは?」と思いませんか?
実際に日本で最も多い鶏の品種は、たくさんの卵を産む“白色レグホン”と言う種類なのですが、白い卵が多い理由が「えさが安いから」と言うだけなら、売り場は白い卵だらけになってしまうかもしれません。

ではなぜ赤玉も出続けるのかと言うと、赤い鶏は白い鶏に比べて環境の変化に対応しやすく、ストレスや病気などに対する抵抗力も強いため。

そして赤玉のほうが栄養価が高いと信じている人が多く、価格が少々高くても売れるからと言うのもあげられるようです。

そのうえで、飼料や設備費が反映されて、赤い卵の値段も色々となっています。

卵の選び方

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結局のところ、卵を料理やお菓子作りに使いたい場合、美味しくできるかどうかは殻の色よりも「新鮮さ」が重要になってきます。

そういえば、面白いことに白い卵のほうが栄養価が高いと信じられ、高い値段でも人気があると言った国もあると聞いたことがあります。

外国では賞味期限が義務付けられていなかったり、生では食べられないところもあるようですが、日本の殻の衛生管理はしっかりしていて、賞味期限も定められているのでいつでも安全で美味しい卵が手に入るのがありがたいですね。

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お菓子の型が大好きで、現在所有している数は750個。
自宅でも仕事でも、ほぼ毎日お菓子・パンを作り、日常の化粧品作りも趣味。
学生の頃は食物栄養を専攻。
2014年お菓子のレシピ本を出版。
自家焙煎珈琲専門店勤務の30代・二児の母。

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