先日、ハワイ土産でフレーバーコーヒーをいただきました。

ハワイに限らず、外国土産のコーヒーには、くるくるとまとめて留めておけるクリップがついてくることも多いですよね。

でも実はこの保存方法、あまりおすすめできません。そうでなくとも、せっかくの美味しいコーヒーでも風味を落とす保存をされている方は多くいらっしゃいます。

仕事柄、コーヒーの保存法についてはかなり多くいただくご質問のひとつです。

今回はコーヒーを一番変質しにくい状態で保存できる方法や、風味を落とす方法とその理由についてご紹介したいと思います。

クリップで留めるだけ、は厳禁

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くるくると袋の口を折り曲げただけでは隙間だらけ。

入ってくる空気で酸化が早まり、更にそれを冷蔵庫に入れたら冷蔵庫内のニオイの吸着・吸湿で味が落ちてしまいます。

冷蔵保存、開封時・開封後は注意が必要

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「長持ちさせるためには冷蔵保存が良い」と耳にすることがあります。

理由としては酸化を防ぐためなのですが、それは正しい方法で保存した場合のみに有効なのであって、単に冷蔵庫に入れておくだけでは意味がないんです。

それどころか、間違った方法ではむしろ味を落とす原因に。

まず購入してすぐに開封しないのであれば冷蔵で保存しておいても良いのですが、開封する際は、必ず数十分かけて室温に戻してからにしてください。

なぜならコーヒーの温度と気温に差があると、開けた瞬間に結露して豆が吸湿してしまうからです。

水分を含んでしまうほど、いざコーヒーを淹れようとしても、豆がよく蒸らされないため味を引き出すことができません。

そして開封後も、もし冷蔵庫に出し入れしたいならば、しっかりと密閉できる容器に入れておかないと冷蔵庫のニオイを吸着するうえ、使うたびに室温に戻してから開けないと、結露して出し入れするたびに味がどんどん落ちて行きます。

冷凍保存も注意が必要

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冷凍保存も酸化を防ぐために良いと耳にしますが、実は冷蔵庫と同じく注意が必要です。
しかも冷蔵庫以上に室温との差があり、より結露しやすいため、更に時間をかけてゆっくりと解凍してから開封・または蓋をあけることが重要になってきます。

一番良い保存法とは

コーヒーは、開封後はきちんと密閉できる瓶に入れ、直射日光が当たらない常温で保存するのが一番変質が少なくおすすめです。

どうしてもすぐには飲み切れない、あまり新しくないなどで酸化が気になる場合は、密閉容器に入れて冷蔵・冷凍保存しても良いですが、必ず飲むたびに室温に戻して使ってください。

ちなみに豆のままなら開封してから1ヶ月、粉に挽いたものなら2週間くらいが美味しく飲める目安です。

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お菓子の型が大好きで、現在所有している数は750個。
自宅でも仕事でも、ほぼ毎日お菓子・パンを作り、日常の化粧品作りも趣味。
学生の頃は食物栄養を専攻。
2014年お菓子のレシピ本を出版。
自家焙煎珈琲専門店勤務の30代・二児の母。

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