マンガ大賞2015にも選出されたこの漫画は女性なら誰しもが経験する美醜の問題を描いた作品です。

作者の松浦だるまさんは「累」が初連載作品という新人作家ながら、岡崎京子の「ヘルター・スケルター」、楳図かずおの「おろち」にも負けないどろどろの地獄絵図を見せてくれます。

おぞましくて、切なくて、でも目が離せなくなる面白さ

およそこの世のものとは思えぬ醜悪な容姿を持つ少女・累(かさね)。彼女はその容姿ゆえ、周りの者から苛烈なイジメを受けていた。そんな彼女に、亡き母が遺した一本の口紅。その口紅が累の運命を大きく変えていく——。

出典 http://evening.moae.jp

他人の顔を奪うことができる口紅がキーアイテム

美しくなるために美容整形するという話は多くありますが、「累」は口紅を塗って美少女とキスすることでその顔を奪うことがきるという斬新な仕掛け。

これによって、累の変身はより妖しく美しいシーンになっています。

「累」の前日譚スピンオフ小説「誘」もヤバイ!

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大事なのは容姿じゃなくて内面だよと言ってみても、本音ではどこか腑に落ちない。
美醜は永遠のテーマであり、綺麗事では片付けられない人間の一面なのだと思います。

多くの人が悩んでいても可視化できない問題を漫画という形で表現できるこの才能、おそろしい!

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華蓮 このユーザーの他の記事を見る

子供の頃から不思議なものを見つけたら調べずにはいられない性格。ちょっと恥ずかしがり屋なのはご愛嬌。一般の人が知らない「面白い」を探すのが私の喜びです。

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