NPO法人MAMIEが公開した、興味深い動画をご紹介します。このNPO法人は、障がい者が自ら責任を持って自立できるような環境を作ることを目的に設立され、主に聴覚障がい者向けの活動を行っています。

このNPO法人が公開した動画のタイトルは、「パラパラ漫画『きこえないことって?』What's Deafness?」です。

聞こえないことってどんな感じだと思いますか?後ろから呼ばれてもわからない、電話が使えない、それだけではありません。知っていますか?幼少から聞こえない方の場合、言葉の習得にも支障をきたします。また補聴器をつけているからと言って、大きな声でしゃべっても聞こえない人がほとんどです。

この動画の主人公のみきさんは、生まれつき耳が聞こえませんでした。

出典 https://www.youtube.com

お母さんが後ろから音を鳴らしても気づきません。

あまり小さいと正しい診断ができないため、少し大きくなってから東京で診察を受けることになりました。

出典 https://www.youtube.com

耳が聞こえないということは、簡単に言葉がしゃべれないということです。

出典 https://www.youtube.com

補聴器をつけても健聴者のように聞こえるわけではありません。みきちゃんとお母さんの厳しい訓練が始まりました。

当時(約40年前)、聾学校で手話が禁止され叱られたこと、周りの偏見も大きかったことなどから、みきちゃんは普通の公立小学校へ通います。

出典 https://www.youtube.com

補聴器をつけてもこんな風に聞こえるそうです。

出典 https://www.youtube.com

人によって違いますが、この絵のように「ひ」「こん」のように部分的に聞き取れることもあります。でも、全体的には口の形を読み取り、周りの状況などから何を言っているか判断するそうです。当然誤解や勘違いも生まれやすくなります。

詳しくはこちらの動画をどうぞ。きこえないということがどういうことか、少し想像できるのではないかと思います。

出典 YouTube

英語の字幕付きのため、少し小さいですがぜひ再生してご覧ください。(スマホよりもタブレットやパソコンのほうが見やすいかもしれません。)

話をするとき、健聴者にお願いしたいことは次の4つだそうです。
1.口を大きく開けてゆっくりと話す
2.筆談(短く、要点のみを書けばよい)
3.可能ならば手話を使う
4.身振りをつけて話す

補聴器のそばで話してもわからないそうです。そして補聴器をつけていても、言葉の判別のできない聴覚障がい者がほとんど。もし困っているようだったら、声をかけたり情報提供をしたりしてみてください。要望があれば代わりに電話をしてください。

どれもそんなに難しいことではないですね。

聞こえないってどんな感じか想像して、聴覚障がい者をサポートできるきっかけになればいいなと思ってこの動画をご紹介しました。

ところで、聴導犬を使えばいいのに、と思っている方もいると思います。2014年9月現在、日本にいる聴導犬はたったの54頭だそうです。そして聴導犬を希望している聴覚障がい者は1万人以上いるそうです。盲導犬もそうですが、聴導犬も全く足りていない状況です。

聴導犬については同じNPO法人が公開している、こちらの動画が大変わかりやすいです。合わせてごらんください。

出典 YouTube

この記事を書いたユーザー

じゅじゅごん このユーザーの他の記事を見る

IT業界20うん年。ITのほか育児、料理、英語、日本語などに興味がある中高生2人の子を持つ母。

権利侵害申告はこちら