世にも美しい頭蓋骨

軟組織を除去し、骨格のみを取り出して標本とする「骨格標本」。ときにドクロなどとも呼ばれ、どこか生々しく不気味な「骨格標本」ですが、そんなイメージを覆す、美しい「骨格アート」を発見しました。

制作したのは、広告代理店のグラフィックデザイナーとして活躍しているかたわら、押し花アート作家としても活動している多田明日香さん。彼女が武蔵野美術大学の卒業制作として発表した作品「flora」は、学内での優秀賞や、朝日広告賞などを受賞しています。

女は花のように美しく、花のように笑い、花のように個性豊かだ。

花のように気まぐれで、花のようにか弱く、時に力強い。

花のように枯れて、花のように子孫を残すのだ。


女とは一体なんであろうという思考の中で

さまざまな個性をもった女たちの洋服を、化粧を、

終いには皮膚や肉までもはぎ取ってしまった時、

そこに残るのは女の本質の意を持った「骨」だった。


その骨を、女の形容として用いられ、

描かれてきた花というモチーフで再構成し、生まれたのが彼女floraである。

女というものを語ることは容易いことではないが、女という巨大な概念の理解への入り口へ彼女は導いてくれるだろう。

無言のうちに語りかけている彼女の言葉に耳を傾けてほしい。

出典 http://camp-fire.jp

クラウドファンディングによって、「flora」を書籍化するというプロジェクトにも成功しており、書籍も販売されています。

美しい作品の数々

10種類から30種類の花を使って、ピンセットや千枚通しで押し花を並べ、専用の糊で接着していくそうなのですが、その繊細さがあらわれた素敵な作品たちですね。

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広告代理店に勤務している傍らフリーのライターとして活動中。職業柄、最新の話題に常に触れているため、皆さんに楽しんでもらえるような記事を作っていければなと思ってたりします。

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