首都・モスクワの冬は約4カ月ほど続き、1月、2月の平均気温はマイナス10度という厳しいロシアの冬。1940年にはマイナス42,2度を記録したというのですから、その寒さは想像もつきません。当然ながら寒さで命を落とすことだってあります。

そんな冬のロシアで、捨てられた赤ちゃんの命を救った野良猫に注目が集まっています。

赤ちゃんに寄り添い、温め続けた猫

出典 http://rt.com

ロシア南西部カルーガ州オブニンスクのアパートにマーシャと名付けられた一匹の野良猫が住み着いていました。住民イリーナがゴミを出そうとしていたところ、そのマーシャが異常に泣き叫んでいる事に気が付いたそうです。

猫がケガでもしたのではないかと思ったイリーナが近づくと、驚くことにゴミの中でマーシャが赤ちゃんに寄り添って助けを求めていたのです。

赤ちゃんは生後6~12週間ほど。マーシャの毛皮のような体で温め守られていたため、発見された赤ちゃんの体は暖かく、救急搬送された病院では健康状態に問題は無いという診断が下されました。

置き去りにされた赤ちゃんは無事!

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警察と救急隊が駆けつけた時も、マーシャは赤ちゃんに寄り添い心配そうに見守っていたそうです。

その日の気温は氷点下。マーシャが温め続けていなければ、赤ちゃんの命は危なかっただろうといわれています。
現在は警察が赤ちゃんの親の行方を捜しています。

3年間アパートのブロックに住んでいたマーシャは、玄関ホールの段ボール箱に住むことが認められ、 今まで以上に住人たちに愛されて毎日を過ごしているそうです。

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このニュースを見て「湯たんぽの代わりにしていただけでは…」なんていう人もいたようですが、猫の体温は38度~39度と赤ちゃんより高め。
まして氷点下に放置されていれば、赤ちゃんの体温は低下してしまいます。猫が湯たんぽ代わりにするにはちょっと温度が低すぎますよね。
他の人間に気づいてもらえるようにニャーニャーと激しく泣き叫び続けていたマーシャの様子は、猫に危害を加える犯罪者がいるのではと、救出のために住人を急がせたほどです。

ところでアパートのブロックから玄関ホールの段ボール箱へお引越しをしたマーシャですが、個人的にはもうちょっといい待遇でも、罰は当たらないのではと思います。

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温泉ソムリエ、ライター。
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