16日、オーストラリアのブリスベンで行われた、AFCアジアカップ2015・グループD「日本vsイラク」…

日本代表にとってこの試合は、決勝トーナメントへ進むため… アジアカップ連覇のため… 絶対に負けられない戦いでした。

そして、「日本vsイラク」と聞いて、あの悲劇を思い起こすサッカーファンも多いのではないでしょうか…

忘れてはいけない…「ドーハの悲劇」とは?

1993年10月28日、カタール・ドーハのアルアリスタジアム行われた、アメリカW杯アジア最終予選「日本vsイラク」…

この試合、日本代表は勝利をすれば、94年に開催されるアメリカW杯への出場権を得られる、絶対に負けられない試合だったのです。

試合は、開始5分に三浦知良選手がヘディングで先制ゴールを獲得…

後半に入り、イラクに同点に追いつかれるも、69分に中山雅史選手(当時)が逆転ゴールを決めます。

2-1のスコアで試合時間は流れ… 後半のアディショナルタイムへと突入…

このまま勝利へ…そして、W杯の出場権を手にした、そう誰もが思った、その瞬間…

それは意表を突くショートコーナーでした… 日本代表選手は、ゴール前へのセンタリングを予想してポジションをとっていたところ、ショートコーナーからの流れでセンタリングを上げられて、イラク代表のオムラム・サルラン選手(当時)にヘディングゴールを奪われて、同点に追いつかれます…

そして、そのまま試合終了のホイッスルがスタジアムに鳴り響きました…

試合終了間際、最後の最後に、日本代表はW杯への出場権を逃した試合… この試合が、W杯アジア最終予選・日本vsイラク…「ドーハの悲劇」と、言われる試合です。

ドーハの悲劇は、日本にサッカーの恐ろしさを教えてくれました。最後まで、一瞬とも気を抜いてはいけないと…
日本は、この教訓を忘れてはいけないのです。

ドーハの悲劇から21年…時を経て、再びあの選手との対戦

出典 http://www.daily.co.jp

イラク代表 ラディ・シュナイシェル監督

アジアカップ2015グループD「日本vsイラク」…

日本代表は前回大会の王者で、今大会は連覇を賭けて挑んでいます。そして、イラク代表は2007年の前々回大会の王者… 王者奪還をかけて挑む大会なのです。

その両者が、アジア最強の名誉と、国のプライドを賭けてぶつかり合う試合でもあり…

さらに、もう一つ… 両者には、闘うに因縁がありました…

それは…

イラク代表のラディ・シュナイシェル監督は、選手時代、ドーハの悲劇の試合にイラク代表選手としてフル出場した、日本のW杯出場を阻んだ選手だったのです!!!

なんという、巡りあわせでしょう…

「あの試合はすごく重要だった。とても印象深い」。今も鮮明に記憶しているのは、日本に勝てばイラクにもW杯出場の可能性があったから。結果、出場はかなわなかったが、指揮官はそのときの雪辱を期してきた。

出典 http://headlines.yahoo.co.jp

シュナイシェル監督は、アジア杯で日本と闘う前に、「あの試合はすごく重要だった。とても印象深い」と、ドーハの悲劇についても語っていました。

雪辱を託された、現代の日本代表…因縁の相手との闘いの結果は?

アジアカップ2015の予選グループの中で、死のグループを挙げるならば、日本が属するグループDのことでしょう。

前回王者の日本… そして、前々回王者のイラク… アジアの強豪ヨルダン… チャレンジカップを制して出場したパレスチナ…

その中でも、「日本vsイラク」の試合は、一番の激戦が予想される試合でした。

試合展開は…

開始早々に、日本代表はイラク陣内へビルドアップ…

日本代表はボールをキープして、イラク代表の守備陣を脅かします。

そして、前半23分、FW本田圭佑選手がペナルティエリア内でフォールを誘い、PKのチャンスを獲得… 本田選手は自身でこのPKを決めて、日本代表は先制をします。

そして、日本代表は、イラク代表の攻撃陣にビッグチャンスすら与えることなく、その1得点を最後まで集中力を切らさずに守りきり、1-0で見事に勝利しました。

この勝利で、日本代表は決勝トーナメントへ近づいたのです。

最後に… サッカーには夢があると信じるために

あの悲劇から、21年が経ちました…

筆者である桜川が子供の頃、はじめて見たサッカーの試合は、「ドーハの悲劇」と言われる試合でした。

「日本って、サッカーが弱い国なんだ」

これが、桜川の日本のサッカーに対する最初の印象です。

しかし、日本はW杯への夢を諦めなかった…


時が経って、現代の日本はアジアで一番、サッカーが強い国です。

今大会は、アジアカップを連覇することで、そのことを証明する大会…

そして、アジアカップを連覇することで、サッカーには夢があると信じたいのです。

努力すれば… 諦めなければ… その夢は必ず叶う…

そして、真剣に勝負に挑む姿は、何よりもカッコよく、目標になる…

それを見た子供たちは、きっとその光景を生涯忘れないでしょう…


今、日本のサッカー界は勝負とは違う場所で、騒がれています。

子供たちが、サッカーで夢を見るためには、今大会で優勝が絶対条件なのです。

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専門はサッカー、ライターの桜川あさひです。。。http://ameblo.jp/asahisakura7/
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