フリーアナウンサーの長谷川豊です。

先月、少子化にまつわるブログを何度か更新して、「日本の少子高齢化は根深い問題とともに長年かけて作られてきた問題なので解決できないと思います」と書いたところ、「希望がなさすぎる!せめて何か提示しろ」というお叱りの声をいただいたので少々。

繰り返しますが、日本全体の少子高齢化を防ぐレベルのものは不可能だと思っています。でも、焼け石に冷や水を浴びせる程度の解決策ならいくつかはあるので、3つほど提示しようと思います。

1つは全く現実味のない話。「一夫多妻制度の導入」ですね。

無理でしょ?日本では。と、言うか、僕ら平均以下の男たちにとっては地獄のようなシステム。喜ぶのは金持ちの超一握りの男たちと女のみ。僕、これが国会に提出されたらさすがに出馬して反対するわ。落選しても。

「一夫多妻」はイスラム圏を中心に世界でも多数取り入れられている婚姻システムです。最大の特徴は「しっかりとシステム作りをすれば、少子化対策には絶大なほどの効果を表す」というもの。

男なんて、いいタネを持ってる連中、ほとんどいないですからね。一部の人間が女を囲いまくってハーレムを作るわけ。そうすれば、金はあるんだから子供は増えますわな。出来そこないの僕らみたいな男どもは指をくわえて、パソコンの無料動画見ながら何とかしとけってだけの話です。

これは、実は女性にとってものすんごくいい話で、「一夫一妻制」だと最高クラスの男なんぞ、あっという間に売り切れちゃう。もしくはうまいこと子供作っちまうような、テクニックを持った女たちが「勝ち組」の称号をあっという間にさらってっちゃうんです。で、「Very」とか読みながら白金とか麻布十番とかでお茶とかしてるわけ。ブランドの服を着ながらね。ケッ。

1000万円の収入で1人。2000万円までで2人、3000万円で…とかイスラム圏のようにしっかりとしたシステムを作れば、「少子化対策」は出来ますわな。少子化対策はね。ま、もてる男と女性陣が喜ぶだけのシステムです。もし法案が提出されたら、僕のブログ見てるみんな、フランス以上のデモしよう。

2つめは…霞が関の連中、ホント、どうしようもないアホばっかだな、と思ってるんですけど、「不妊治療の全額無料化」です。

これはですね、とっととやれよって言いたくなるんですけど、霞が関の連中、アホばっかだから「厚生労働省」の管轄でやろうとしてるんですよね。ええと、要は「保険料」を該当させるか、どうかって言いはじめるんです。

脳みそないなら、とっとと中央から消えろ、と言いたくなるんですけど、

「不妊治療」ってのは「経済対策」ですから!

病院の中でやったら全部保険料だと思ってる段階でアホしかいない証拠。病気にかかったり、体を悪くしたり…苦しんでる人を、社会みんなで救い上げていこうよってのが保険のシステムの原点です。不妊治療は違うから。不妊治療は「少子高齢化対策」に最大の効果を上げる政策なんです。

考えてみてください。

不妊に悩んでる夫婦がいますよ、と。不妊治療費を国で全部まかないましょう、と。そしたら…100万円もかかったけれど、嬉しいことに子供が1人できましたよ、と。

その子、これからどんな経済効果を生むと思う?

生まれる前から出産のお祝いやベビー服、ベビーカーのプレゼントや購入の嵐よ?生まれたら生まれたで哺乳瓶にミルクにおむつに…。幼稚園になったら「妖怪ウォッチ」を買わないと、誰からも相手にされなくなるから親御さん、朝の6時からトイザらスに並ぶんですよ?

小学校になったらランドセルに学習机に…中学なったら塾に、部活に…それぞれ通うたびに交通機関に乗って…大学になって社会人になってって…

子供1人産んで、どれだけGDP押し上げの効果ある?よく考えろって話です。それほどの効果を生む「子供」を「ほしい!」っつってんのよ?そんなもん…

「経済産業省」の予算使って全額払えよ!

少子化対策は「弱者救済」を基本理念としてる厚生労働省の保険の範疇ではありません。完全な「経済対策」であり、あまりにも明確に日本の経済を良化させる特効薬なのです。

永田町と霞が関にいる「縦割り行政」しか考えられない頭スッカラカンの東大・京大卒のアホたち、頼むから1秒でも早く不妊治療の「完全無料化」を進めてください。子供1人に100万かかっても200万かかっても絶対に100倍も200倍も取り戻せるから。

ただ、不妊治療に悩む人たちにお金を投入すれば、そこそこの少子化対策にはなるでしょうけれど、そこまで爆発的には少子化の改善って出来ないとおもます。効果はあると思うけれど。

そこで、僕が個人的に結構効果がありそうだなぁ…と考えているのが…「着床前診断(ちゃくしょうぜんしんだん)」です(←これが3つ目)。

分からないですよね?と、言うかそもそも知らないっすよね?

よく耳にするのって、「出生前診断(しゅっしょうぜんしんだん)」だと思うんですけれど…あ、ニュースとかでは耳で聞いて分かり易いように「しゅっしょうまえしんだん」って言ってるニュースもあります。正確には「しゅっしょうぜんしんだん」だけど。

この出生前診断ってのは、結構物議をかもしてるやつで、要は「羊水検査」ですね。妊娠するでしょ?そこそこ…5ヶ月目とかまで育てるでしょ?で、羊水を取って調べるんです。

で、染色体異常とかがないかとか…ええと…難しいこと言っても伝わらないのではっきり言っちゃうと、要は障害児かどうかとかを調べたりするんです。ダウン症かどうかとか。

これは「命の選別だ~!」とか言ってギャースカ反対の声をあげる人が少なくないんですけど…僕が言ってるのは、マンハッタンとか韓国では当たり前に行われてる「着床前診断」です(←「出生前~」と似てる!)。

英語ではPreimplantation Genetic Diagnosisって言うんですけれど、要はですね…母親の体から卵子を取り出すでしょ?で、父親の体から精子を取り出すでしょ?それを顕微鏡見ながらプレパラートの上で受精させるでしょ?

そしたら、細胞分裂が始まるんですけど、1つが2つ。2つが4つに分かれて、その後、8つに分かれるんですね?で、その8つに分かれた段階で、細胞の一つを取っちゃう。で、その細胞を調べるんです(中には4つの段階で取り出す病院もあり)。

もちろん、出生前診断と同じようにその細胞のDNA情報から「遺伝子的な病気がないか?」とか分かるんだけれど、マンハッタンの人ってそんなこと、ほとんど気にしてなくて…

要は「産み分け」に使うんです。「男の子」を産みたいか「女の子」を産みたいかってやつ。マンハッタンだけで、これやってる病院、7つくらい僕は確認してるんですけど、もっとあるかも。

海外では普通にやってるんですけど、日本では毎度おなじみ、日本産婦人科学会っていう老害ジジーの集まりの最悪の集団があって、何の権利も認められてない任意団体のくせしてあーだこーだと偉そうなことを言うだけのバカ集団がいるんだけれど、そこが規制かけてるんですよね。

で、日本では産科婦人科学会にケンカを売れる人じゃければ、「着床前診断」は出来ないって現状なわけ。


僕…この技術、使えると思ってます。

女の子が2人続けて生まれましたって夫婦。男の子を2人続けて生みましたって夫婦。

その夫婦が3人目を産んでみたいって言ったとして、その夫婦が「産み分け」に使うんであれば、良いよって許可したらいい。これはね、産む夫婦、相当にいるぞ?特に男の子が続けて生まれた夫婦、そこで諦める人たち多いんだけれど、やっぱり娘もほしいって言ってる人たち、かなりの数います。

出生前診断との違い?

これは名前は似てるけれど、とんでもなく違います。

出生前は5か月目まで育てちゃうもんだから、その時に病気だ、大変だってなった場合、そこから中絶しなきゃいけないわけ。これ、女の人の体と精神にものすごい負担なわけです。

でも、着床前診断は、顕微鏡で健康かどうか、性別がどちらか?まで分かった段階で母親の体内に戻せるんです。もちろん、そこから流産する可能性は十分あるんだけれど、何よりも、母体の健康と精神状態に、相当に負担をせらせるんです。

海外なら当たり前に導入されている技術なんですけどね。日本では残念ながら日本産科婦人科学会というアホの集まりの集団が規制を…(以下略)。

そんな訳で、1人目からって訳じゃなくて、3人目をどうするかって段階で、着床前診断を国として許可したら、相当に有効な少子化対策になります。だって健康かどうか、男性か女性か全部わかって産めるのよ?子供の親御さん、気持ちわかるでしょ?

日本全体を動かせるほどの少子化対策にはならないでしょうが、効果的かどうかって言えば、着床前診断の導入と、それらの「全額無料化」を国として行えば、確実にかなり大きな効果は生まれます。

強いて言えば、僕の考える少子化対策はそんな感じでしょうか。

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