周りがイライラするシチュエーションは?

電車や飛行機、レストランなど公共の場で赤ちゃんが泣いて迷惑だったという話をよく耳にします。(そんな小さい子を連れて電車に乗るな、などという意見は置いておきます。どうしても電車や飛行機に乗らないといけないシチュエーションはあるのです。)

飛行機で泣き叫ぶ赤ちゃんに対して、漫画家のさかもと未明氏が怒って飛行機を降りようとして飛行機会社にもクレームを入れたのは記憶に新しいですね。

さらにさかもと氏に対し、つんく氏や乙武洋匡氏が反対意見を述べるなど、一時大きな話題となりました。

イライラする気持ちもわかりますよね。

では、あなたが電車や飛行機に乗っていたとして、泣く赤ちゃんに本当にイライラするのはどんな時でしょうか?

もちろん、あなた自身の体調や都合もあるでしょう。疲れているから寝ようと思っていた、飛行機の中で資料を読もうと思っていた。こういう時にうるさくされたら、それはイライラすると思います。

でもほとんどの人は、心のどこかで「赤ちゃんは泣くのが仕事。自分も通ってきた道だし、ある程度は仕方ない」と思っているのではないでしょうか?

周りの人がイラッとしているのは、実は親に対して

それでもイライラして怒りが爆発してしまうことがあるのはなぜでしょう?おそらく親の方に原因があるのではないでしょうか?

もう少し大きい、幼児以上の子ども連れの場合、もし子どもが騒いでいたら、まず親を探してしまいませんか?親が携帯をいじっていて無関心だったり、的外れな注意の仕方をしていたり、親の注意する声の方が大きかったりしたら、私ならかなりイラッとします。

赤ちゃんだって同じではないでしょうか?実は、周りが見ているのは赤ちゃんだけじゃなくて親もなんです。いえむしろ言いきかせてもわからない赤ちゃんの場合、周りは親の方を見ていると言ってもいいかもしれません。

まずは万全の準備

親は、赤ちゃんがぐずらないように最善を尽くしていますか?

ミルク、おむつ、快適な服装は当然のこと、新しいおもちゃや本を用意する、タブレットで動画を見せる、レストランなど可能なら席を立つなどです。

具体的な対策方法はネットにもたくさん載っています。

赤ちゃんに言い聞かせても無理なのは、周りの大人もわかっています。まずは泣かせないようにすること、そしてその努力を見せることも大切だと思います。

単にあやしても泣いてしまう赤ちゃんよりも、ミルクを途中まで飲んで泣き出してしまった赤ちゃんの方が、仕方ないと思えませんか?

「ミルクを飲ませても泣いてしまうのか。どうして泣くのかな。親も大変だな」と思ってもらえる確率が上がるのではないでしょうか?

周りへの配慮を忘れずに

そして大切なのは周りへの気配りだと思います。

どうやっても泣いてしまう赤ちゃんに、周りは「迷惑だ」と思っているかもしれませんが、上に書いたように「親も大変だな」と思っている人もいるはずです。

多くの人にそう思ってもらえるよう、態度で見せましょう。

具体的には泣く前に、例えば飛行機なら離陸前に、周りの方に挨拶しておくといいと思います。

「○カ月の赤ちゃんを連れています。なるべくご迷惑をかけないように準備はしていますが、泣きやまずにご迷惑をかけてしまうかもしれません。申し訳ありません」などと、伝えておくのです。

隣だけでなく、席を立って後ろの席など数名の方に挨拶しておけば、その後ろの方の耳にも入るでしょうから、周りも心積もりができます。

こちらは海外で実際にあった素晴らしい心遣いです。飛行機で近くの席に座った人からこれをもらったそうです。

こんにちは! ぼくたちは生まれて14週間の双子の兄弟です。飛行機に乗るのは今日が初めて。お行儀よくするように頑張るけど、もしも落ち着かなくなったり怖くなったり耳が痛くなったりして迷惑かけたらごめんなさい。

ママとパパ(別名:歩くミルクマシーンとおむつ交換機)が耳栓を用意しています。ぼくたちは20Eと20Fの席にいるから必要な時はいつでもどうぞ。みなさんが素敵な旅をできますように!

出典 http://www.excite.co.jp

素敵ですね。こんなメモとキャンディをもらったら怒れなくなるのではないでしょうか?

なお、アメリカなどでは生後数日から数週間の赤ちゃんでも、飛行機に乗せる機会が結構あるようです。

こんな心配りをしなくても寛容でいられる人ばかりだといいのですが、なかなかそうではありません。

ここまでするのは大変でも、せめて挨拶だけはしておきましょう。

でも本当は…

でもちょっと気にかかっています。

そんなに親は謝らないといけないの?どこに行っても頭を下げっぱなしじゃない?

そうですね。本当はそんなに恐縮しなくてもいいんだよ、と言いたいところですが、周りの大人にも事情があるし、赤ちゃんや子供が嫌いな人がいるのも事実です。

この際割り切って頭を下げましょう。私も子どもがいるからわかります。一時期、どこへ行っても謝ってばっかりでした。

いいんです。謝ったり気づかいしたりする姿勢が見えていれば。内心は「私も大変なのよ。こっちが泣きたいわ!」と思っていても構わないんですよ。

でもそれは表情や態度に表わさずに、ここは俳優・女優になって、真摯な姿勢で心遣いを見せましょう。

親子と周りの方々両方にとって快適な旅ができますように。

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じゅじゅごん このユーザーの他の記事を見る

IT業界20うん年。ITのほか育児、料理、英語、日本語などに興味がある中高生2人の子を持つ母。

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