2015年になって3日が経ちましたね。みなさん、もう今年の抱負や目標は決まりましたか?今年は新たなことにチャレンジする方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そんな皆さんに向けて(というわけではないでしょうけど。。)、700年も前に、兼好法師が「徒然草」で、かなり良いことを言ってくれているとネット上で話題になっています。

能をつかんとする人、「よくせざらんほどは、なまじひに人に知られじ。うちうちよく習ひ得て、さし出でたらんこそ、いと心にくからめ」と常に言ふめれど、かく言ふ人、一芸も習ひ得ることなし。

未だ堅固かたほなるより、上手の中に交りて、毀り笑はるゝにも恥ぢず、つれなく過ぎて嗜む人、天性、その骨なけれども、道になづまず、濫りにせずして、年を送れば、堪能の嗜まざるよりは、終に上手の位に至り、徳たけ、人に許されて、双なき名を得る事なり。

天下のものの上手といへども、始めは、不堪の聞えもあり、無下の瑕瑾もありき。されども、その人、道の掟正しく、これを重くして、放埒せざれば、世の博士にて、万人の師となる事、諸道変るべからず。

出典 http://www2.yamanashi-ken.ac.jp

こちらが第百五十段の原文です。

これから芸事を身につけようとする人は、とかく「ヘタクソなうちは誰にも見せたくない。こっそり練習して、ある程度見られるようになってから披露するのがカッコいい」と言うものだけど、そういうことを言っている人が最終的にモノになった例はひとつもない。

まだ未熟でヘタクソな頃から、上手くてベテランな人たちに混ざって、バカにされて笑われて、それでも恥ずかしがらずに頑張っていれば、特別な才能がなくても上達できる。道を踏み外したり、我流に固執することもないだろう。そのまま練習し続けていれば、そういう態度をバカにしていた人たちを遙かに超えて、達人になっていく。人間的にも成長するし、周囲からの尊敬も得られる。

いまは「天下に並ぶ者なし」と言われている人でも、最初は笑われ、けなされ、屈辱を味わった。それでもその人が正しく学び、その道を一歩一歩進み続けてきたおかげで、多くの人がその教えを授かることが出来るようになった。どんな世界でも、同じである。

出典 http://weemo.jp

そしてこちらが現代語訳。

いいことおっしゃる!

出典 http://www.gettyimages.co.jp

700年も前に、こんなにも素敵なアドバイスを残してくれた兼好法師。。。新たなことにチャレンジして目標を達成するためには、恥ずかしがってないで、まずはその道のプロに混じって、恥をかきながらそれでも前を向いて進んでいくことが大事なんですね!

今年一年、素敵な目標を立てて頑張りましょうー!

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